『特別な場所 -前編-』 (アイナナ 龍之介×壮五 R-18) 『壮五くん。これ、部屋のルームキーだよ』 『ありがとうございます。万理さん。』 壮五はルームキーを受け取った。 有名ホテルのCM撮影のため ホテルのロビーにはMEZZO"の2人と 撮影が終わり 撤収しているスタッフの姿があった。 5月にオープンを予定しているため、 ホテルのスタッフは少数、客の姿は無い。 『そーちゃんいいなぁ〜! 俺もテスト期間じゃなきゃなぁ・・・』 『2人に泊まってもらいたかったんだけど、 一織くんから連れて帰ってって ラビチャあったしね。』 ホテルは都内なので寮には帰れる距離である。 ただ、スポンサーの厚意で スウィートルームが用意されていた。 環がテスト期間であり、 一織に勉強するから連れ帰って下さい ・・と言われていた。 1人だけ泊まるのはと最初は恐縮したが、 新しいホテルのスウィートルームとなると 気になってしまう壮五だった。 『?〜・・部屋の写真撮って送って・・!』 『うん。わかったよ。』 後ろ髪引かれながら環は、 先にホテルから出ていった万理の後を追っていた。 最上階へのエレベーターに壮五は乗り込んでいた。 外側がガラス張りになっており、 綺麗な夜景が見えている。 『(こういうのも売りなんだな・・・)』 今、ホテルに滞在しているのは 少数のスタッフと壮五のみ。 当然エレベーター内も1人である。 最上階にエレベーターが到達すると、 広い廊下に足を踏み入れた。 最上階には、 壮五が宿泊予定の部屋しかない。 廊下を少し進んだ先にある扉の前に立ち、 ルームキーを翳した。 部屋の中は、かなり奥行きがある。 1部屋ではあるが、 手前がベッドルーム・窓側には、 大きめのソファにローテーブルがあった。 さらにベッドルームの手前側には、 トイレと洗面所・浴室がそれぞれ独立している。 『凄いなぁ・・マンションみたいだ・・』 とりあえず荷物を床に置いた壮五は、 手前のベッドの上に腰掛けていた。 ベッドルームのベットは2つ。 ダブルサイズの物なので、 1部屋に4人泊まれるのだろう。 荷物の中からスマホを取り出したが・・ 画面が真っ黒であった。 『あ。昨日充電してなかったからな・・・』 幸いにも充電機器は持っていたので 部屋のコンセントにスマホを繋いでいた。 時刻は夜の8時すぎ。 夕食は少し前に ホテル側が用意してくれていた フルコースを食べていたため、 あとは寝るだけなのだが・・・ ゴロンっと綺麗に整えられている ベッドの上に横になった。 ピッとテレビの電源をつけた。 撮影も長時間で疲れていたので、 何気なくテレビの電源入れたのだ。 時間はまだたっぷりある。 明日はオフの日だし、 ホテルには昼頃まで滞在できる。 適当に付けたバラエティー番組が 流れていたが、 龍之介が出演しているCMに 切り替わっていた。 アルコール飲料のCMで、 彼の肉体美が生かされているCMである。 『・・十さん・・、 また最近会えてないな・・・』 2人は2ヶ月ほど会えていない。 定期的にラビチャでの連絡は取ってはいるが。 IDOLiSH7としてもMEZZO"としても、 仕事は多い。 TRIGGERも一時期は危ぶまれていたが、 CMが流れるくらいまでに 人気は戻ってきている。 『・・・っ・・あ、やばい・・かも・・・』 微妙な身体の変化に気づいた壮五は、 ベッドから起き上がると浴室に向かっていく。 脱衣場と洗面所が一緒になっており 棚の中にはタオル類が2組ずつ置かれていた。 棚の下の方にバスローブも置かれている。 1枚ずつ手に取ると、 浴室から出た時に取りやすい位置に置き直した。 浴室の中。 浴槽はあるが、 壮五はシャワーしか使っていない。 先に髪を洗ってから、 身体を洗い始めていた。 身体に付いた泡を綺麗に洗い流すと、 蓋がしまっている浴槽の淵に腰掛けた。 『・・ん、・・あっ・・・・』 あまり躊躇すること無く自分自身に触れた。 反応しているなと気づいたのはベッドの上だ。 『あっ、・・足り、ない・・っ・・・』 近くにあったボディソープを少量指に付けると、 自ら秘部に差し入れていた。 滑りがいいのかあまり苦もなく中に入っていく。 壮五の指がそこまで太くないのもあるが・・・ 『ふぁっ・・あ・・っ・・・んっ・・』 そこを扱きながらゆっくりだが、 内部への抜き差しも同時にしていた。 自分でも中が痙攣していることか分かるくらいだった。 『・・ふっ・・あ、 つ、なしさ・・っ・・・あぁっ・・・!』 恋人の名前を呼ぶと同時に果てていた。 シャワーは出しっぱなしであったが、 しばらく壮五は動けなかった。 少し経ってからゆっくりと浴槽から立ち上がると、 身体を洗い直して浴室を出たのだった。 バスローブを纏い、 髪を丁寧に乾かしたあとはベッドルームに戻っていた。 夜の9時近く。 テレビは付けっぱなしだったので、 先程のバラエティー番組がエンディングを迎えている。 壮五はベッドの上ではなく、 ベッドの横に設置してあった 1人用のソファに座っている。 ピンポーン。 ふいに、チャイムが鳴った。 部屋の入口からであった。 誰かが訪ねてきたようだった。 『はい・・』 壮五はホテルのスタッフかと思い、 何も不信に思わず扉を開けた。 扉を開くと龍之介がいたのだ。 『!十さん・・!どうして・・?』 『とりあえず中に入れてもらえるかな?』 当然の反応だろう。 まさか龍之介が訪ねてくるとは思わなかった。 部屋に招き入れると、 先程座っていたソファの反対側のソファに 龍之介は座った。 『驚かせてごめんね・・。 壮五くん・・連絡取れなかったから・・』 『あ、ごめんなさい・・ 今スマホが電池きれちゃってて・・』 充電中のスマホであったが、 もう電源が入ると思いONにした。 するといくつかの通知の中に、 龍之介からの着信履歴とラビチャの履歴があった。 『環くんに連絡したら このホテルに泊まってるって聴いてね・・』 『そうだったんですね。 ・・あ、明日オフなんですね・・・』 壮五は届いていたラビチャの内容を確認した。 明日オフだから会えない? と送られたあとに、 着信の履歴があった。 環からも龍之介からラビチャが来てた・・ という内容のものが送られている。 『壮五くんの事務所の・・万理さん? 彼がホテルに連絡してくれてたから来れたんだけどね。』 『そうですよね・・。 オープン前のホテルですし・・さすが万理さん。』 『うん。 それで・・今日泊まっていってもいいかな?』 大丈夫だという確信はあった。 お互い明日がオフの日、 さらにここは2人以外宿泊していないホテル。 普通のホテル並みの防音設備だとしても、 【そういう行為】をしても問題は無さそうだ。 龍之介ももちろん、 壮五も2人で泊まるということは そういうことなんだと理解はしている。 『も、もちろんです! なんだか1人では勿体なかったので・・・』 『あはは、そうだよね! 環くんすごく残念そうにしてたからなぁ。』 龍之介は思い出したかのように、 持ってきていたコンビニの袋の中を漁ると ペットボトルの水を2本テーブルの上に置いた。 1本は壮五の目の前に置いていた。 『ありがとうございます。 朝食は出るみたいなんですけど、 そのまま来たから飲み物が無かったので・・』 差し出されたペットボトルを手に取ると、 キャップを外して1口だけ飲んだ。 その様子を見ていた龍之介だったが、 自分の鞄の中を探っていた。 化粧ポーチのようなものを取り出すと、 鞄を再び床に置いた。 『壮五くんはシャワー浴びた・・みたいだね?』 バスローブ姿の壮五は、 少し顔が上気していたので明らかだった。 ただ、普通にシャワーを浴びた訳ではなく 不自然に頷くと龍之介から視線を外してしまった。 『そっか。オレも浴びてこようかな。』 そう言った龍之介だったが、 持っていたポーチの中から錠剤を取り出していた。 1つでは無く、 10個くらい繋がってシートになっている。 『?十さん、お薬飲まれてましたっけ?』 1日中一緒にいたこともある壮五は、 不思議そうに問いかけた。 龍之介が薬を飲んでいるのを見たことが無かったからだ。 『これ・・実は、媚薬・・・なんだ。』 『え・・っ・・び、媚薬・・・・』 もしかしてこの会えなかった2ヶ月の間に、 どこか身体の調子が悪くなったのか? と心配していたのだが、予想外の答えだった。 先程の自慰を思い出したのもあり、 壮五は顔を赤く染めていた。 『っ・・国内産だしレビューも良かったから・・ ・・壮五くんが嫌じゃなきゃ試しに飲んでみて?』 恐らく龍之介も興味本位で購入したのだろう。 媚薬が本物で、 目の前の恋人がいつも以上に妖艶になるなら・・ ・・という願望もあった。 ただ、もちろん無理強いは出来ないから 壮五の判断に任せたのだ。 固まってしまっている壮五を置いて、 龍之介は浴室の方に向かってしまった。 取り残された壮五は、 じっとテーブルに置かれた薬を眺めている。 『(これが本物なら・・・、 僕はどうなってしまうんだろう・・・)』 龍之介が購入して持ってきたこと、 自分も少し興味があること・・ どうなるか不安なこと・・・ 色んな感情が入り交じっていた壮五だが、 しばらくしてテーブルの上のシートに手を伸ばしていた。 シャワーを浴びた龍之介は、 脱衣場で身体を拭いていた。 壮五を待たせているので、 出来るだけ早く済ませている。 『(壮五くん・・媚薬飲んだのかな・・・)』 龍之介としては、 壮五が飲むかどうかは 50%くらいの確率だと思っていた。 普段見ている壮五は真面目であり、 そういったイメージは一切ない。 でも、自分が頼めばもしかしたら 飲んでくれるのかも? という考えもあった。 ベッドルームに足を踏み入れると、 先程と変わらない位置で、 壮五はテレビを見ていた。 パッと見いつもと変わらないように見えた。 『(やっぱり飲まないよね普通)』 そう思いながら、 テーブルの上を見た龍之介は驚く。 1シート10個入っていた薬。 そのうち1つ分が空になっていたのだ。 『・・っ、壮五くん、・・もしかして飲んだの?』 『っ・・ぁ・・はっ、い・・・』 よく見ると壮五の身体は小刻みに震えていた。 下腹部周辺のバスローブを手で掴んでいる。 テレビの電源を切った龍之介は、 再び自分の鞄を漁る。 中からローションとゴム、 それから何かの箱を取り出すと、 ベッドの上に置いて淵に座った。 『こっちにおいで。』 『ふぁ・・っ・・ぁ・・、はい・・・・』 動く度に布が擦れるのか、 ゆっくりと龍之介の隣に座った。 顔は先程よりも赤みを帯びている。 『・・んっ、ぁ・・十さ・・脱がせて・・・』 『うん。全部見せて貰おうかな・・』 腰紐を解くと、 優しく上半身からバスローブを脱がせていく。 顕になった壮五自身は既に濡れている。 龍之介はベットの奥の方に座った。 壮五を後ろから抱え込んでいた。 『もう少し足開いて・・・?』 『やっ、あ、・・恥ずかしい・・・』 『・・壮五くんが脱がせてって言ったんだよ?』 キュッと壮五自身を握ると、 いつも以上に身体が痙攣していた。 濡れたそこは恐らく、 触っただけで達しそうだった。 『泊まれると思って、ローションとゴム・・ ・・・用意してきて良かったかな。』 手元に手繰り寄せていたローションを手に取る。 少し多めに指先付けると、 壮五の秘部周辺を撫で始めた。 『んんっ、あっ・・あの、そこは・・・』 『ん?早く中に欲しいの?』 意地悪く耳元で囁きながら、 変わらず挿入はせずに撫で続けた。 その間も壮五自身からは先走り蜜が零れている。 『あっ、やぁ・・ぁ、意地悪・・しないで・・・』 龍之介の腕をギュッと掴んだ。 爪を少し立ててしまったが痛みは無さそうだ。 『ちゃんと言えたら・・入れてあげるよ?』 自分でも意地悪いなと龍之介は思っていた。 けど、 今日の壮五は大体のことはしてくれるのでは? という思惑があった。 『あ、っ・・・指で・・中掻き回して欲し・・っ・・』 『うん・・。いい子だね・・・。』 とりあえず人差し指を秘部に差し入れた・・が、 思ったより柔らかいそこは、 既にもう1本指を増やしても大丈夫そうだった。 『あっ、ん・・あっ、中・・いい・・っ、 やっぱり十さんの・・指がいい・・・・』 熱に浮かされているように、 壮五は喘ぎ始めていた。 だが龍之介は聞き逃さなかった。 彼自身は思わずそう言ってしまったため、 まだ気づいてないようだが・・。 『・・オレの指って・・・、 誰か違う男の指も咥えてたりするの?』 『えっ?・・あ、あっ、違っ・・んっ・・』 自分の失言に気づいたが、 弁解する間もなく指を抜き差しされ 壮五は快感に耐えるしか無かった。 『久しぶりの割に柔らかいなとは思ったけど・・』 『んぁ、あっ、そ、れは・・っ・・・ さっき自分でしてて・・・っ・・あ・・』 思わず白状してしまったのだが仕方が無い。 この状態であらぬ誤解を解くには、 本当のことを話すしか無かった。 『・・自分でしてたんだ?』 安心したのと同時に、 壮五がどんな風にしていたのかを想像すると 身体が熱くなった。 内部は柔らかく既に指3本を咥えこんでいる。 『・・十さっ・・もう、ぁ・・大丈夫・・』 『これも試してみたかったから・・ 四つん這いになってお尻向けてくれる・・?』 龍之介はゴムと一緒に置かれていた、 何かが入っている箱を手に取った。 箱から出てきたのは、細長い玩具だった。 『・・あの・・それは・・っ・・ふぁ・・・』 『慣らしたから大丈夫だと思うけど・・ ・・こっちにもローションかけた方が良いかな。』 ローションを手に取ると、 ドロっと玩具の先端にかける。 かけ終わるとローションを元の位置に戻し、 玩具を右手に持ち替えた。 『ひっ・・あ・・、冷たい・・っ・・んっ・・』 体内のローションは体温で温まっていた。 玩具の先に付いたそれを冷たく感じている。 秘部に押し当てると ゆっくり内部へ侵入させていく。 『っ・・あ、やっ・・・んんっ、・・あっ・・』 『・・サイズ的には多分、 オレの方が大きいと思うんだけど、辛い?』 『きつくは無い・・けど、あっ、・・んっ、 あ、圧迫感が凄っ・・!』 ほぼ全て埋め終わる頃には、 玩具の持ち手だけが秘部から見えている。 痛みは無さそうだが、 玩具を飲み込んでる秘部周辺かひくつく。 『壮五くん・・結構中好きだよね・・』 『あっ!?・・やぁ、あ、動いてっ・・?』 龍之介が玩具のスイッチをONにした。 振動でさらに壮五の身体が揺れる。 放り出されていた壮五自身も、 プルプルと震えていてシーツに染みを残す。 『凄いな・・・』 玩具が抜けそうになったので、 右手で阻止しつつ左手で 壮五の身体を抱えて支えていた。 『や、あっ、・・いっちゃ・・う・・・っ・・』 何度か大きく痙攣した壮五は、 触れられることなくそのまま達していた。 『・・お尻だけイッちゃったね・・・・』 『あっ、はぁ、・・だって・・、 気持ちよくて・・その・・ぁ・・・!』 玩具のスイッチを切った後内部から取り出した。 軽くティッシュでローションを拭うと、 空箱のすぐ隣に置く。 ゴムを1枚取り出すと、 慣れた手つきで自身に被せていた。 『・・っ・・ふ・・・・。』 ローションを適量馴染ませていた。 壮五は達したあとの感覚に、 まだ身体が少し揺れている。 ・・が、 先程放ったばかりのそれは、 また熱を帯び始めていた。 『・・あっ、・・熱い・・っ・・んっ・・』 熱にうなされているかのように、 ギュッと枕を掴むと、 少し苦しそうに枕に顔を埋めた。 実際に体温も高くなっているようだが、 龍之介は1番体温の高い場所を包み込む。 『・・今度は・・オレのでイってね・・?』 『・・!あっ、待って・・・やっ、あ、 イったばかりだから・・っ・・ーー!!』 自身の手のひらで包み込まれながら、 龍之介の熱が入り込んでくる。 ・・先端を埋め込むまでは慎重だったが、 一気に貫かれて一瞬言葉が詰まった。 『・・・壮五くん? もしかして・・入れただけでイった?』 龍之介の手に中にある彼自身から、 ドロっと精液が溢れ彼の手を汚していた。 手についた精液は気にせずに、 龍之介は動きながらまた、 少しずつ熱を帯びている彼自身をキュッと握る。 『も、・・や・・っ、あっ、んんっ・・ 熱いのが・・っ・・止まらな・・っ・・』 媚薬の影響で、 達しても終わらない状態に困惑している。 この薬は本物だ・・・ と、冷静な自分が考えているが、 龍之介も同じことを考えているようだ。 『・・毎回は負担が大きいけど・・っ・・ ・・・たまに使うのはあり・・かな・・?』 『・・十さん・・っ・・ずるい・・・、 あっ、ぁ・・僕だけ・・・こんな・・・』 『・・っ・・ごめんね。』 壮五の腰を掴むと激しく揺さぶっていた。 激しく打ち付けられて、 さらにぎゅっと枕を握りしめた。 そうやって押し寄せてくる快感を、 やり過ごそうとしている。 『・・中すごく熱いよ・・。 オレも・・そろそろイっていい・・?』 『・・あっ、ぁ・・は、い・・っ・・・』 何回か突いたところで、 一瞬龍之介の身体が強ばっていた。 『・・・っ・・』 『ああっ、あ、ぁ・・ 出て・・る・・・・?んっ・・』 ゴム越しに龍之介の熱を感じとっていた。 龍之介はゆっくりと、 壮五の中から自身を引き抜いた。 『・・・あっ・・ーー!!』 先端の太い部分が抜けた瞬間、 それが刺激となったのか壮五もまた放っていた。 自身からゴムを外した龍之介は、 端を固めに縛ってティッシュに包んでいた。 そのままゴミ箱には捨てず、 飲み物を入れていた袋に入れる。 『・・こっち向いて?』 放ったあとしばらく、 壮五は枕に顔を埋めていたのだ。 まだ身体の痙攣は止まらない。 ゆっくりと身体を起こした壮五は、 龍之介と向き合ってペタンと座った。 『・・こっちがまだ・・だったね・・』 『・・え?・・んっ・・・は、ぁ・・・』 壮五に密着した龍之介は、 軽く顎を掴むと唇に口付けた。 舌が差し入れられ一瞬ビクッとした壮五だが、 受け入れるように彼の首に腕を絡めていた。 部屋の中に響くお互いの水音が、 また彼らを興奮させたようだった。 唇から離れると、 壮五の胸に顔を埋めた。 『・・ここは触ってなかったの?』 『あ、あっ・・触ってなっ・・あっ・・!』 軽く吸うとすぐに硬くなった。 右手で弄っていた片方も同じだった。 媚薬の影響なのか、 全体的にいつもより肌がピンクになっていた。 硬くなっているそこは、 周りよりも色が濃く妖艶だった。 『・・僕もっ・・ん、 十さんの・・触って良い・・ですか?』 龍之介が与える刺激に耐えていたが、 壮五はそう問いかけた。 彼が何をしたいのかは、 龍之介には分かっていた。 少し壮五から離れると、 触りやすいように少し足を開いて 彼を近くに引き寄せた。 『ん・・っ・・あ、ぁ・・・、 やっぱ・・・全部入らない・・・・』 『・・また入れられそうだし・・ ・・っ・・無理はしなくていいからね?』 口に入れるのは諦めたのか、 龍之介自身に丁寧に舌を這わせている。 先端を舐められると、 少しだけ身体が揺れていた。 ふと壮五の方をよく見てみると、 彼の腕は下腹部に向かって伸びていた。 『ああっ、ぁ・・ん、・・・・っ・・』 龍之介自身を濡らしながら、 自ら秘部に指を差し入れている。 普段はこんな姿は見られないのだが、 まだそこが疼くのだろう。 ふと龍之介自身から顔を離した。 体勢を整えた壮五は、 龍之介の身体の上に乗ろうとしていた。 『・・っ・・十さん・・もう、 ・・・入れていいですか?・・あっ・・』 待てないのか彼に、 秘部を指で自ら開いて見せつけた。 そんな風に見せつけられて、 龍之介の理性が飛ばない訳がなかった。 壮五の腕を掴むと、 そのままベッドの上に押え付ける。 それでもゴムは付けないと・・と思い、 手を伸ばそうとしたのだが・・ 『・・っ・・明日オフなので・・・、 ・・・生で欲しい・・っ・・・・』 ぎゅっと足を絡めて、 龍之介をその場に留めてしまっていた。 『・・いいよ・・。 全部中で受け止めてね?』 チュッと軽く唇に口付けると、 自身に手を添えて壮五の内部に入っていく。 『・・あー・・っ・・あ、い・・っ、 さっきより・・凄い・・っ・・んっ・・』 先程より躊躇なく挿入されたそれは、 壮五の熱い壁に包まれている。 定期的に収縮しているそこは、 動かなくても充分な刺激となっている。 でも、動かずにはいられなかった。 『・・っ・・壮五くん・・っ・・・ ・・・・中気持ちいいよ・・・っ・・』 『・・あ、あっ、ぼ、僕も・・っ・・んぁ・・、 気持ちよくてまた、いっちゃう・・・っ!』 もう自分では抑えられないのだろう。 龍之介に打ち付けられる度に、 少量ではあるが精液を放っていた。 射精の衝動で中が締まるのか、 龍之介もその度に達しそうになっていた。 激しく打ち付けられて、 壮五の意識は飛びそうになっている。 体力はついてきてはいるが、 少し前の自慰を含めると何度も達している。 そこまで体力は持たないようだ。 『・・オレもそろそろ・・・っ・・、 ・・壮五くんオレの方見て・・イって?』 『っ・・や、あっ・・いっちゃ・・けど、 違うのも・・出ちゃ・・・っ・・・』 龍之介は、 あれ以降壮五自身には触れていなかった。 突く度に放っていたし、 過度な刺激は与えない方がいいと思ったのだ。 『・・やだ・・っ・・・あ、 ・・・ぁ・・おしっこ出ちゃ・っ・・』 『!・・っ・・、後で綺麗にしてあげるから・・ 我慢しなくていいよ・・・。』 射精と尿意を促そうと、 軽く壮五自身を扱いていた。 扱く度にまた内部が締め付けられる。 壮五は言われたまま龍之介の方を見ていたが、 快感と羞恥で耳まで真っ赤になっていた。 耐えきれないのか少し涙が溢れている。 『・・あ、はぁっ・・・ぁ・・・、 ・・十さっ・・中に出して・・・っ・・』 『・・・うっ・・・・・!』 『・・あっ、あぁ・・・っーーー!!』 龍之介の精液が体内に注ぎ込まれた。 壮五は少量の尿と精液が吹き出していたが、 次の瞬間ふっと意識を手放していた。 慌てた龍之介は、 すぐに自身を壮五の中から引き抜く。 ドロっと中から放った精液が溢れ出していた。 まだ秘部周辺はひくついている。 『・・さすがに、無理させたかな・・・』 そう独り言を言った龍之介は、 溢れ出ていた精液を拭うと、 指をゆっくり差し入れて中から掻き出した。 『・・・ぁ・・っ・・、やっ・・ぁ・・』 意識を失っている壮五だったが、 無意識に嬌声が溢れている。 汚れてしまっている壮五の腹部、 自身をティッシュで綺麗に拭いた。 拭いた刺激で、 またそこは成長してしまっていた。 『うっ・・・ん・・っ・・あっ・・』 壮五は辛そうに顔をしかめている。 気絶してしまってる相手にすることじゃないが、 薬のせいだから仕方ない・・と 龍之介は自分に言い聞かせた。 チュッと先端に口付けてから、 全体を口内で包み込んだ。 『やぁ・・っ、あっ・・ん・・ぁ・・』 ちらっと壮五の顔を覗いたが、 彼が起きる気配は無かった。 顔は先程よりは落ち着いてはいたが、 少し上気している。 何度か口内で吸い上げると、 一瞬膨張して次の瞬間勢いを無くしていた。 でも、そこから精液は放出されなかった。 『・・っ・・、イきすぎて、 ・・出なくなっちゃった・・のかな?』 それから少し成長はしていたものの、 薬の効果が切れれば収まると思った。 バスローブを着せるのは無理だった。 壮五の身体に掛けてさらに掛け布団を被せる。 『ゆっくりおやすみ・・壮五くん』 『・・んっ・・・』 優しく頭を撫でて頬に口付けると、 壮五は少し身じろいだ。 部屋の電気を少し暗くすると、 隣のベッドに龍之介は潜り込んだ。 疲れたのか一瞬目を瞑った後、 深い眠りについてしまっていた。 龍之介はふと目を覚ました。 スマホに手を伸ばして時計を確認する。 早朝4時。 ふと隣のベッドを見ると壮五の姿が無い。 龍之介が起き上がると同時に、 脱衣場に続く扉が開いた。 壮五がベッドルームに入ってくる。 『あ、あの・・すみません・・・ ・・僕・・気を失ってたみたいで・・』 『気にしなくていいよ。 ・・シャワー浴びてたんだね?』 髪は濡れていなかったが、 バスローブの隙間から見える素肌は 上気している。 龍之介はベッドの淵に腰掛けた。 壮五も隣に座る。 『このホテルって来月オープンなんだよね?』 『あ、はい!』 『壮五くん、誕生日当日の予定ってあるの?』 ちょっと待ってください、と、 壮五はベッドから離れると スマホを手に取った。 5月のスケジュールを確認している。 『えっと、28日と29日は僕はオフで、 29日の夕方から誕生日パーティを してくれるみたいで・・』 『そうなんだ! じゃあ、27日の夜はどうかな?』 再びスケジュールアプリを確認する。 どうして27日なんだろう?と 疑問には思っていたが・・・ 『27日は夕方まで仕事入ってるので、 夜なら大丈夫ですね・・・。』 『じゃあ、・・また泊まりに来ようか。』 龍之介は、 壮五の手をギュッと握った。 驚いた壮五だったが、 龍之介の手を握り返している。 『2日くらい泊まってゆっくりしてもいいし、 ・・どこかデートに出かけてもいいし』 『・・!デート・・・。』 ここ最近はオフの日が重なっても、 龍之介の自宅かこうやってホテルで 時間を過ごすことが多かった。 壮五は嬉しそうに微笑んだ。 『どこに行くとかは、 また今度会ってからでいいかな??』 『はい!あの・・すごく楽しみです・・』 『ごめんね今日は・・。 身体は・・辛いところは無い?』 隣に座る壮五の身体を抱き寄せた。 シャワーを浴びたあとで体温も高く、 お互い心地よかった。 数時間・・気を失ってたが、 身体が完全に回復したわけではない。 『・・っ・・すごく熱いとかは無いです。 その、媚薬って本当に効くんですね・・』 『いつもより気持ちよさそうだったし ・・可愛かったからオレも興奮したよ。』 そう言われた壮五は顔を真っ赤にさせていた。 快楽に身を任せて、 最中にとんでもないことを言っていた 記憶が少しずつ蘇ってきた。 痴態を晒してしまったが、 最終的に龍之介も満足していたし 壮五自体も・・今後使いたくない・・ っとは、思わない感じだった。 『ベッドの中入ろうか?』 『はい・・・』 龍之介は先にベッドの奥に移動する。 壮五も手前で横になっていた。 4月半ばではあるが、 早朝となると部屋の中は少し冷える。 掛け布団をきちんと掛け直している。 龍之介に任せていた壮五は、 ギュッと彼の腕にしがみついていた。 『ふふ・・暖かいね・・・』 『はい・・・。』 壮五はうとうとし始めていた。 その様子を眺めていた龍之介も、 あくびをしている。 しばらくすると、 壮五は静かに眠りについていた。 その様子を眺めていた龍之介だったが、 再び深い眠りについたのだった。 2人の表情は楽しそうで、 夢の中でデートをしているのかもしれない・・ 終 続き→ (5月下旬アップ予定『特別な場所-後編-)』 ※2021.10.5 更新しました! 続きはこちら→『特別な場所 -後編-』 えー、 そーちゃん誕生日に繋がる・・ 時期がリアルタイム、 初めて前編・後編となりました! 書きたかったのは・・・ まず媚薬ネタ・・(笑) ・・お漏らしのやつは・・ 前回書こうか迷いました!w オナニーはまぁ・・ それも今回入れたいなと思ったので。 後編は続きなので、 そーちゃん誕生日前後を 予定しております(*´▽`*) 2021.4.30 龍崎恵 小説メインページへ