『甘い誘惑』 (アイナナ 龍之介×壮五 R-18) 深夜 1時過ぎ。 就寝していたがふと個室から出た三月だったが、 少し明かりが灯っていたので不審に思いリビングに向かった。 ガチャ・・・ 『・・・壮五? こんな時間に何してんだ・・・?』 キッチン側のライトだけ付けて、 壮五は調理台の前に立っていた。 問いかけたが調理台に置いてある材料を見て 何を作っているかは分かった。 『あ、えっと・・今日、 十さんにお渡しするチョコを作ってて・・』 『あー、最近スケジュール詰め込んでたから、 作る暇無かったんだな・・・』 調理台には、 板チョコの開封されたものにボウル・・ ・・チョコを作る材料が並べられていた。 ようやく仕事がオフになり、 偶然龍之介も2日間オフなのである。 『・・・タバスコは入れるなよ?』 三月は茶化したように少し微笑んだ。 『あっ、分かってますよ・・。』 頑張れよ と一言だけ伝えると、 彼はリビングから個室へと向かっていた。 (あとは、中にコレを注いで・・・) 壮五が作っていたのは、 トリュフチョコだった。 5つのうちの1つにとある液体を注ぐ。 さらに、 別に分けてあった1つにも 同じく液体を注いだ。 ・・・試食用なのだろうか? 丁寧に丸めると、 先程液体を注いだ物にだけ 分かりやすく薄紫色トッピングを付けた。 作ったチョコを冷蔵庫に入れると、 既に時計は2時過ぎを指しており 壮五は慌てて片付けを始めたのだった。 朝7時頃。 今日はオフの日で、 龍之介との約束の時間は夕方なのだが 早めに壮五は起床していた。 環のみオフだったため学校に向かっていたが、 他のメンバーは仕事で既に寮にいない。 あの時間に起きてきた三月も、 早朝に寮を出ていた。 『三月さん・・あれから寝れただろうか?』 リビングに向かい、 真っ先に冷蔵庫のチョコを確認した。 ラッピング用品も準備をしていたので、 トリュフチョコを綺麗に並べる。 唯一、トッピングを付けたものは 真ん中に並べていた。 箱にしまってラッピング用紙で包む。 龍之介のメンバーカラーである ブルー系のリボンで キュッとリボン結びにした。 そして、壮五の視線の先には もう1つのトリュフチョコ。 それに何故か、 もう1つ市販品なのだろう 高級チョコブランドのチョコがあった。 壮五は自分が作ったチョコを手に取ると、 自室に向かった。 ついでに自分のマグカップに、 一緒に飲むのであろうお茶も注いで持ち出した。 自室に着いた壮五は、 ベッドサイドのテーブルにマグカップを置いた。 置く前に一口だけお茶を飲んだ。 そして、 ベッドに腰掛けると少し躊躇いながらも チョコを口にする。 『甘いな・・・っ・・・』 最初は甘かった。 でも、中に注いだある物は少し苦味があった。 1つ食べ終わると、 壮五はふぅとため息をついた。 チョコが美味しいかどうか・・を、 試しに食べた訳ではなかった。 彼がチョコに流し込んだものは、 通販で手に入れた・・・媚薬。 龍之介に食べさせる前に、 先に自分で効力を試したかったのだ。 まあ、時間が無くて 当日になってしまったのは 壮五にとっては誤算ではあるが。 もうひとつの市販のチョコは、 もしこのチョコがダメになった場合の 保険で買ったものだった。 『・・・あっ・・・・』 食べてすぐは何ともなかったが、 数分経って自分の身体の異変に気づいた。 『・・っ・・熱い・・・っ・・』 腰かけていた壮五だったが、 ベッドに潜り込んでいた。 下着ごと履いていたズボンを脱ぐと、 既に壮五自身は先走っていた。 熱いのか身体が疼くのか、 シャツのボタンも外している。 『っ・・はぁ、あ、やばい・・これ・・』 軽く扱いただけで、 先走っていた蜜がどんどん溢れていく。 溢れた蜜は身体を伝いシーツを濡らした。 『んんっ、あ、・・ーっ・・・!!』 1度目の射精をしたものの、 まだ勢いは止まらなかった。 精液を指先に絡ませると、 自ら秘部に差し込んでいた。 『んぁ、あ、・・指じゃ・・っ、 足りない・・けど・・っ、あぁっ・・』 ベッドサイドの引き出しには、 以前購入していた オナニー用の玩具が入っていた。 だが、今夜龍之介と会うのだ。 今使ってしまう訳には行かない。 それから2時間ほど、 数回射精しつつもなんとか耐え、 媚薬の効果が治まった頃 ようやく壮五はベッドから出ることが出来た。 午後7時。 壮五は寮の前に立っていた。 龍之介が車で迎えに来てくれる予定だ。 1台の車が寮の前に停まる。 龍之介の車だった。 壮五は迷うことなく助手席側のドアを開けた。 『十さん!ありがとうございます。』 『気にしなくていいよ。乗って?』 助手席に座った壮五はドアを閉めると、 シートベルトをしめた。 『壮五くんからなんか甘い匂いするなぁ』 『え!?匂ってます・・か!?』 あの後、寝具は洗濯をして、 壮五自身もシャワーを浴びていた。 龍之介は決してそういう意味で言った訳では 無いのだが、 壮五は過敏になっていた。 『チョコ期待しちゃうな・・』 『えっ、あ、はい・・・』 そんな会話をしながら、 龍之介は自宅まで車を走らせていた。 しばらく会話が続いていたのだが、 壮五が静かになったので 赤信号で止まった際に壮五の方を向いた。 彼は小さな寝息を立てて眠っている。 (昨日まで忙しかったみたいだから、 疲れてるのかな?) そのまま壮五が起きることなく、 車は龍之介の自宅に近づいていた・・。 『さっきは寝ちゃってすみませんでした・・』 『大丈夫だよ。疲れてたんでしょ?』 『あ、えっと・・はい・・・』 本当の事を言えるわけがなかった。 ここで言う必要も無いし、 壮五自身も恥ずかしかったからだ。 優しい龍之介のことだから、 それでも受け入れてくれるとは思うが。 『ご飯どうだったかな?』 バレンタインだというのに、 逆に龍之介の手料理でもてなされていた。 まあ、龍之介が自宅に誘った時点で、 彼は手料理を壮五に 食べさせようとは思っていたのだが。 『あ!凄く美味しかったです! ピリ辛のお料理が特に・・・』 『良かった!壮五くん辛いの好きだもんね』 食事を終えた2人は、 一緒に食器を洗ったり片付けたりしていた。 普段、天と楽と住んでいるのだが、 壮五を呼んだことを知り 気を使って2人は別の場所に滞在していた。 テレビを付けて、 正面のソファに2人並んで座っていた。 『十さん・・チョコ食べられそうです?』 『うん!・・・壮五くんが、 ・・食べさせてくれるの・・・?』 龍之介は期待に満ちた視線を送っていた。 普段なら恥ずかしくなる壮五だったが、 今日は都合が良かった。 トリュフチョコ5つのうち、 壮五が食べたものと同じ媚薬入りのは1つ。 龍之介が全部食べてくれればいいが、 中身が分かってる彼が食べさせるのが都合が良い。 『えっと、これなんですけど・・・』 『ラッピングまでしてくれたんだ! 開けるね?』 リボンを解いてラッピング用紙を外した。 箱の中には、 壮五の作ったチョコが5つ。 龍之介が箱を持ったままなので、 壮五は真ん中のあのチョコを指で掴んだ。 『・・いただきます。』 龍之介が口を開けると、 壮五は口の中にそっとトリュフチョコを置く。 『あの・・どうですか・・?』 『うん。甘くて美味しい・・ ん?でも、ちょっと苦味もあるような・・・』 そういうチョコもあるので、 特に警戒することなくチョコを食べ終わっていた。 まあ、壮五が作って持ってきている時点で 警戒なんてするわけがないが・・ 壮五と龍之介では体格が違う。 薬の効果の出方も違うかもしれない。 だから壮五は、 自ら仕掛けることにした。 『十さん・・もっと、貰ってください・・』 『壮五く・・?・・んっ・・・』 ソファに座っていた彼の身体に跨ると、 戸惑うことなく唇を重ねた。 自ら舌を差し入れると、 僅かにチョコの味がした。 (これ・・僕まで効果があったらまずいんじゃ・・) そう思った壮五だったが、 もう後には引けなかった。 最初は驚いた龍之介だったが、 壮五が落ちないように支えつつ 口付けに答えていた。 『はっ・・凄く・・積極的だね・・?』 龍之介の頬は火照っていて少し赤くなっていた。 壮五は布越しで、 龍之介の熱を感じ取っていた。 『・・十さんの・・ちょっと大きくなってる・・』 『・・っ・・』 すっと手で触れると、 少しだけ身体が揺れている。 困惑していた龍之介だったが、 壮五の頬を両手で包むと 今度は自分から彼に口付けた。 『・・・!んっ・ぁ・・・』 差し込まれた舌は熱く感じた。 龍之介の口内に残っていたのか、 チョコの残骸が壮五の口内に入る。 まずいと思ったが、 龍之介の口付けから逃れることは出来ない。 『・・はっ・・あ、・・っ・・・』 唇を離された壮五の顔は 真っ赤に染まっていた。 ・・僅かなチョコの中の 媚薬が効いてきたのだろうか・・・? 壮五を支えたまま、 付けっぱなしだったテレビの電源をオフにする。 そのまま、 壮五を抱きかかえたままソファから立つ。 驚いたが、 彼は龍之介の首にしがみついていた。 ・・お互い小刻みに震えているのが分かった。 『どういうことか・・・っ・・ ベッドの上で聴いていい・・かな?』 龍之介の息は少し上がっている。 体温も壮五と比べても高くなっていた。 『・・はい・・・』 聴いていいか と質問はしたものの、 龍之介は分かってはいた。 ただ、壮五が何故そんなことをしたのか 知りたくて理性を失いそうになりながら 絞り出した言葉だった。 龍之介の個室。 お互い衣服を脱ぎ、 裸のままで向き合ってベッドに横になっていた。 ギュッと抱きしめられている壮五も、 媚薬の影響か身体が全体的に火照っていた。 『それで・・、 どうして媚薬なんて入れたのかな?』 荒々しくは無いが、 龍之介は壮五の臀部を愛撫している。 時折キュッと尻を手で掴まれて、 壮五の身体がビクッと痙攣していた。 『あの・・っ・・、 十さん・・セックスの時優しすぎるから・・』 『・・・っ・・・』 龍之介は壮五との体格差も考えて、 彼が無理な状態にならないようにしていた。 元々優しい性格の彼だ。 壮五は特に華奢な部類に入るし、 出来るだけ無理をさせたくはなかった。 『だから・・っ・・、 凄く興奮してくれれば・・その・・っ』 『っ・・そんなこと言われたら・・・ ほんとに抑えが効かなくなるけど・・いいの?』 『・・っあ、は、い・・・』 龍之介の指は、 壮五の秘部周辺へと移動していた。 確かめるように周りをなぞると、 指を差し入れる。 そこはまだ今日1度も触れていないのに、 龍之介の指を苦もなく受け入れていた。 『っ・・んあっ、あっ・・・・!』 『・・随分柔らかいけど・・・ ・・・最近、1人でしてたの?』 『え、っ・・あっ、今朝・・・あっ・・!?』 『・・今朝? ・・はっ・・っ・・ ・・オレとするまで待てなかったの?』 答えようとした壮五だったが、 少し荒めに指を抜き差しされて 龍之介の胸に顔を埋めることしか出来なかった。 龍之介自身もあまり余裕は無いが、 壮五の行動は気になっていた。 変わらず抜き差しはしていたが、 彼が答えるのを待っている。 『あ、あっ、・・あのチョコを試食をして・・』 『・・自分で、 媚薬入りのチョコを食べたってこと?』 『っ・んっ、身体に悪い影響が あるとダメだと思って・・ひぁっ・・』 前立腺辺りを刺激され、 ギュッと壮五は目を閉じた。 彼自身からは先走った蜜が零れている。 『壮五くん・・っ、 オレの上に跨がれるかな・・?』 『あ、っ・・はい・・・』 『っ・・オレの方にお尻向けて・・?』 龍之介の腰の辺りに跨がろうしていた壮五だったが、 彼の言うとおり反対側に向く。 龍之介の身体に擦り寄るように倒れ込んだ。 そうすると・・ 龍之介の既に勃ち上がってるモノが 顔の近くにまで来ていた。 『・・・あ・・・』 彼が何をして欲しいか理解した壮五は、 龍之介自身に手を添えると 可能な限り口内に含み上下に頭を揺らしていた。 『んっ・・あ、っ・・大き・・い・・・』 『・・多分・・っ・・. ココ解し終わる前にイッちゃいそうかな・・』 壮五は口内から1度龍之介自身を引き抜くと、 先端部分を舐め始めた。 ビクビクしながら先端からは 愛液が溢れ出していてそれを彼は 愛おしそうに時折吸いながら舐めている。 壮五からの刺激に耐えながらも、 枕元に用意していたローションを手に取ると 指先につけ彼の秘部に差し入れた。 そこは既に柔らかく、 龍之介の指を3本も咥えこんでいる。 『んっ、あぁ・・っ、そこやだ・・・っ』 『嘘つきだな・・・』 秘部への愛撫と同時に自身も扱かれている。 快感に酔いそうになりながらも、 壮五は再び龍之介自身を咥えこんだ。 何度か頭を上下させていると、 一瞬更に膨張して、精液が注ぎ込まれていた。 『んんんっ・・っ・・はあっ・・あっ・・』 丁度喉奥まで咥えこんだ瞬間だった。 そのまま零すことなく全て飲み込んでいた。 『・・っ・・ごめん・・あっ、 ・・・壮五くん・・っ、大丈夫・・?』 『んっ、あ・・大丈夫・・・っ !すごい・・また大きくなってきてる・・』 媚薬の影響なのだろう。 放ったばかりの龍之介自身は、 特に愛撫もされていないのに壮五の手の中で 再び成長し始めていた。 『んっ・・もう触らなくて良いから・・ もう少し解そうか・・?』 『・・ああっ・・あっ、そんな拡げちゃ・・』 差し込んだ指で少しだけ内部を拡げてみた。 壮五が完全に拒否している感じはしなかった。 『・・っ、は、今日は本当止まらないかも・・』 『十さん・・・』 程よく解れたのか龍之介は、 そこから指を引き抜いていた。 中に溜まっていたローションが溢れ出していた。 龍之介が身体を起こそうとしていたので、 壮五は彼の上から降りて、 隣に寝転がった。 すると直ぐに龍之介が 覆い被さるように身体を組み敷く。 『・・・来て・・っ・・・十さん・・っ』 ピッとコンドームの封を破ると、 そのまま自身に被せる。 秘部に再び昂った自身が宛てがわれた。 挿入前だが充分そこの熱は壮五にも伝わる。 『・・ふっ・・っ・・、 今夜は望み通り・・激しくしてあげるね?』 『・・ーっ・・ああぁっ・・ぁ・・・』 解した秘部は、 スムーズに龍之介自身を受け入れていた。 ・・・と、同時に、 放り出されていた壮五自身から精液が溢れている。 『・・待っ・・て・・イッちゃったから・・ あ、あっ、刺激されるとまた変になる・・・』 『待てないよ・・。 ・・これで、・・っ、動くなとか拷問だ・・』 痙攣している壮五の腰を掴むと、 普段よりも激しく打ち付けていた。 壮五の目から自然に涙が溢れるのが見える。 『・・っ、んあっ、ああっ、・・・』 『・・ごめんね・・壮五くっ・・ふっ、あ・・』 【ごめん】と謝りながらも、 腰を動かさずにはいられなかった。 放ったばかりの壮五は、 快感からか内部の収縮が激しく、 刺激になる。 『ひっ、ああっ・・ん、んんっ・・・ ・・・・十さん・・・っ・・!』 衝撃に耐えようと、 龍之介の背中に腕を回す。 気をつけてはいたが無意識に、 爪を立てていた。 龍之介の顔が少しだけ歪んだが、 変わらず身体を打ち付けている。 『・・っ・・また、イきそうだけど・・・ ・・まだ大丈夫・・だよね?』 龍之介自身もこれで治まるとは思えなかった。 普段と違うのは、 媚薬のせいだけではなかった。 壮五から仕掛けられたこと、 全てが龍之介を興奮させていた。 『・・あ、あっ・・ん、 ・・・大丈夫・・です・・っ・・んっ』 一瞬打ち付けるのをやめた龍之介は、 壮五の唇に口付けた。 まだ少しだけ甘い匂いが広がっている。 お互いの熱を感じていた。 唇を離すと、 どちらのか分からない混ざった唾液が 壮五の口元から垂れた。 ・・それを拭う余裕は2人にはなかった。 『・・っ、ああっ、いっ・・また僕も・・・』 また打ち付けられていたが、 先程から壮五自身もまた成長し始めていた。 少量とはいえ、 媚薬を服用したのだから当然だろう。 『・・いっぱい出していいよ。 ・・・オレもまた出る・・っ・・・!』 『・・いっちゃ・・あっ、ああ・・っ・・・!』 2人はほぼ同時に精を出していた。 少し息を整えてから、 龍之介は自身を彼の内部から引き抜いた。 が、やはり、 勢いは止まらないようだ。 息を乱しながらだが、 壮五もそれに気づいている。 (僕はとんでもないことをしているのでは?) そう思ったが龍之介には言えなかった。 使用済みになったゴムを自身から取り除くと、 中身が溢れないように縛ってゴミ箱に捨てている。 『・・やっぱ媚薬ってすごいんだな・・ ・・・もう1回フェラしてくれる?』 壮五はゆっくり起き上がると、 四つん這いになって目の前にある 龍之介自身に手を添えた。 龍之介は膝立ちの状態で、 壮五の頭を優しく撫でている。 『・・壮五くんが小さいお口で咥えてる顔・・、 ・・・すごく、っ・・興奮する。』 『・・んん、んっ、・・はあっ・・ぁ・・』 丁寧に先程放った精液を 絡め取ろうとしていたが、 溢れ出てくる愛液と混ざった。 チュっと鈴口に吸いつかれ、 龍之介の身体がビクッと揺れる。 まあ、先程から細かい痙攣は止まらないのだが。 『・・・可愛い・・っ・・ふっ・・、 もっと・・・奥まで咥えてくれる・・?』 『んっ・・!?んんっ・あ、ふ、・・んっ・・』 壮五の返事は聞かずに、 彼の頭を押さえ込んでいた。 必然的に喉奥に当たるくらいまで 龍之介自身を咥えこんでいた。 『・・んー・っ・・!はっ・・ぁ・・・!』 『・・まずいな・・、治まりそうにない・・ ・・・・責任取ってね・・っ・・?』 壮五は苦しそうに涙目になりながら 龍之介の方に視線を向けていた。 上目遣いで自分自身を咥えている彼の姿を見て、 媚薬の効果以上に興奮を覚えた。 『・・っ・・・出すね・・っ・・・』 『・・・んんっ、んぁ・・っ!・・んぐっ・・』 激しく腰を打ち付けると、 壮五の喉奥にそのまま放っていた。 放たれた壮五も、 衝撃で喉元周辺が痙攣している。 ゴクンと喉が鳴る音が聞こえた。 『・・あっ・・十さんのでいっぱい・・・』 龍之介自身を口内から引き抜くと、 飲みきれなかった精液が口の端から垂れている。 龍之介はボックスティッシュから1枚取り出すと、 彼の口元を綺麗に拭っている。 『ごめんね、・・大丈夫?』 『ふ、あ・・んっ・・はい・・、 まだっ・・足りないですよね・・?』 龍之介に背を向けた壮五は、 自ら秘部が見えるように尻を上げている。 前戯で塗り込んでいて残っていたのであろう ローションがツーっと、太ももに垂れていた。 『・・っ、壮五くんって・・ ・・・煽るの上手だよね・・・・っ』 『・・ひゃっ・・あ、何で・・・ぁ・・』 龍之介自身は、 すぐに内部には入らず 尻の間にヌルヌルっと差し込まれている。 滑らす度に龍之介の熱を感じ、 また彼自身も興奮し再び成長し始めていた。 『あっ、ぁ・・も、挿れて・・・っ・・』 『・・っ、ゴム付けてないけど・・いいの?』 『ん、ぁ・・早くっ・・・』 龍之介はふーっと一瞬、息を整えると 自身に手を添えた。 (いつもよりやっぱり熱いな) と思ったが、 もう考えることはやめた。 秘部入口に宛てがうとそのまま貫いていた。 後ろからの挿入は挿れやすいのか、 一気に根元まで埋め込んだ。 壮五の方は苦しそうではあるが・・・ 『・・や、あっ、あ、・・そこ・・・ ・・・気持ちいい・・っ・・・・』 『・・こっち、触ってなかったね。 触って無いけど硬くなってる・・・』 壮五の腰を掴みピストンしつつ、 今日まだ触れてなかった胸の突起に触れる。 背中側からなので見えないが、 指でなぞると硬く勃起している。 『あっ、ああ、一緒に弄らないでっ・・』 『・・っ・・・気持ちいいのに?』 『や、ぁ、あっ、変になっちゃう・・・っ』 枕に顔を押し付けて必死に、 龍之介から与えられる刺激に耐えようとしていた。 もう媚薬の効果があるかなんて 分からなかった。 ただ、快感に身を委ねるしかなかった。 キュッと乳首を摘まれると、 壮五は痙攣しながらピュッと自身から放っていた。 『あ、ああっ・・・ん、いっちゃ・・た・・』 『・・っ!締め付け凄いな・・・っ・・ ・・オレも中に出すね・・・?』 『・・あっ!・あっ・・・ー・・・っ・!』 ビクビクと痙攣すると、 龍之介の精液が内部に注ぎ込まれるのが分かった。 そして、それは・・ まだ治まらないことも壮五は気づいてしまった。 内部に放ったはずの龍之介自身は、 まだ熱を残している。 少し時間を置いてから、 壮五の内部から引き抜いた。 放った精液が秘部から垂れている。 まだそこはヒクついていた。 『・・っ、はっ、あっ・・・・んっ・・・』 荒い息を整えようと壮五は、 仰向けに横になった。 龍之介もその横で寝転がっている。 優しく壮五の頬を撫でているが、 龍之介の顔は上気していた。 まだ熱が治まったわけではないが、 彼の心配をしているのだ。 少し落ち着いたのか、 壮五は起き上がった。 『・・・壮五くん・・・!?』 龍之介が驚くのは当然だった。 先程まで少し荒い息で横になっていた恋人が、 また・・自分の身体に跨っているからだ。 ペタンと龍之介の腹部辺りに座り 先程の内部に放っていた精液が溢れている。 『・・・っ・・・上で・・動いてくれるの?』 まだ硬度を保っている龍之介自身が、 ちょうど彼の尻の辺りに触れている。 もちろん壮五も当たっているのは気づいていた。 『・・十さんが辛そうなの・・、 僕のせいだから・・あっ、・・・んっ・・』 同じくまだ勢いを失ってない、 壮五自身をキュッと握られて言葉が詰まる。 彼は少し身体を離し後ろにずれると、 自ら秘部に宛がってゆっくり咥えこんでいく。 『・・っ、あっ、あ、んっ・・・っ・・』 『・・っ、手伝ってあげるよ・・・』 『え・・?・・あ、ああぁっ・・深っ・・・』 壮五の太ももに手をかけると、 龍之介は下からズンっと突き上げた。 数回突き上げた頃には、 壮五は龍之介自身を全て受け入れていた。 『意地悪してごめんね・・っ・・ 出来る限りでいいから、好きに動いて?』 『あっ、・・はぁ・・っ、はい・・っ・・』 壮五は龍之介の胸辺りに両手を置いた。 最初は緩やかだったが、 次第に激しく腰が揺れていく。 ・・自分が感じるところに、 押し付けて動かしているようだった。 『あ、んっ、ぁ・・ああっ、 ・・・十さっ・・・気持ちいいっ・・』 『・・っふ、ぁ、オレも良いよ・・・っ』 龍之介は、 胸に置かれていた壮五の手をギュッと握っている。 お互いの熱で熱かった。 『ふぁ・・あ、んっ、ああっ! ・・離さないで・・・』 ビクビクと身体を跳ねさせながら、 時折必要以上に彼自身を締め付けながら 壮五は動くことを止められなかった。 『・・っ、は、・・離さないよ。』 龍之介は壮五の両手を更にギュッと握ると、 自分の身体の横・・ベッドの上に押さえつける。 龍之介は、 そのまま上に突き上げていた。 先程、壮五が自ら擦り上げていた箇所を 集中的に突き上げる。 『・・っ・・!ああっ、あ、・・・!』 『やっぱり・・我慢できなくなっちゃった・・』 相変わらず手は繋いだままだが、 壮五は既に龍之介の上で動けなくなっていた。 龍之介と違いそこまで体力は無い。 『・・うぁ、あっ、ん、良い・・っ・・』 『・・・っ、壮五くん・・・っ・・』 『・・もっと、・・突い・・て・・っ・・』 壮五自身からは下から突き上げる衝撃で、 愛液が溢れてまるで射精しているかのように 時折ピュッと噴出していた。 恐らく彼はもう気づいていないと思うが・・ 『・・うん・・・オレので良くしてあげるね?』 龍之介は更に突き上げていく。 辛そうな顔をしている壮五が視界には入るが、 彼の言うとおりにしたいし、 龍之介自身も止めることは出来なかった。 『んん、あーっ・・!あ、あぁ、んっ・・・ぁ・・・』 何度か打ち付けたあと、 龍之介の精液が注がれていたが 壮五の意識は無くなっていた。 『・・っ!?・・壮五くん・・っ・・・』 龍之介は慌てて壮五の身体を、 自分の身体から引き離していた。 幸いちゃんと自身も引き抜けて安堵していた。 あまりそれから身体を激しく動かさないように、 ゆっくりと壮五の身体を寝かせた。 ウェットティッシュで、 出来る限り汚れを綺麗にすると 着替えさせることは出来ないので 部屋に持ち込んでいたバスタオルをかける。 『・・うん・・これでいい・・んだけど・・』 ふう、と龍之介はため息をつく。 何故なら、まだ下半身の熱は治まっていない。 ただ、 あと1度くらい放てば大丈夫そうだった。 (トイレに行くか・・・) と思ったが、 ふと規則的な寝息を立てている壮五を見た。 行為の最中ほどでは無いが、 まだ顔は赤みを帯びていた。 『・・・起きない・・かな?』 龍之介はそのまま自身に手を伸ばしていた。 愛する恋人が隣にいるのに、 トイレで・・というのは勿体ないな・・ と思ってしまったのだった。 『・・っ・・はっ・・・・』 手に包むと、 そこは先程よりも少し熱が治まっている感じだった。 普段、壮五と会えない期間にしているように 最初はゆっくり扱いていく。 いつもと違うのは、 ・・・彼が横で寝ていることだ。 『はっ、・・想像以上にやばい・・な・・』 普段自室で自慰をしているが、 壮五が隣にいることで興奮していた。 『・・ふっ・・ん・・・ぁ・・・』 先端部分を手で上下すると、 先走った蜜が穴からピュッと溢れ出る。 その量が少しずつ増えていった。 右手で扱きながら、 左手で壮五の頬に触れた。 まだ少し熱を帯びていたが暖かい。 『・・っ・・、壮五・・くん・・っ・・』 それは・・、 すぐ達するには充分だった。 ドクドクっと、手のひらの中に精液が零れる。 『・・はぁ・・っ・・・ まあ、ひとまず寝ようかな・・』 また身体は熱っぽいが、 寝てしまえば完全に治まると思ったのだろう。 自ら汚した手を綺麗に拭き取ると、 脱ぎ捨てていた衣服を綺麗に畳む。 もちろん壮五のも一緒に・・だ。 下着も着替えて部屋着になると、 自室に置いていた壮五の部屋着も用意しておいた。 買ってあった新品の下着も一緒に、 壮五がもし起きた時に着られるように ベッドの端に用意しておいた。 布団を壮五も一緒に被らせたが、 規則的な寝息は変わらなかった。 ピッと室内灯を一応豆電球に設定する。 彼が起きるかもしれない。 『・・おやすみ、壮五くん。』 チュッと頬に口付ける。 身動ぎはしたが起きる気配はなかった。 暫く様子を見ていた龍之介だったが、 行為の疲れからくる睡魔には勝てず 少し経ったあと眠りについていた・・・。 『んっ・・・あれ・・僕・・・』 壮五は目が覚まし、 部屋の時計を見ると7時半を指していた。 寝返りをうって壁際を向いていたので、 反対側を向くと 龍之介が傍で眠っている。 そっと彼の頬に手を添える。 『・・熱くない・・良かった・・』 触って見た感じもだが、 パッと見でも熱を帯びている感じはなかった。 自分が仕込んでしまっていたし、 セックス中も罪悪感があったのだ。 頬に手を添えたままじっと見つめていると、 ふいに龍之介が目を覚ました。 そして、壮五に触れられてるのに気づくと 柔らかく微笑んだ。 『おはよう。壮五くん。』 『おはようございます・・。』 壮五もつられて微笑んでいる。 2人は少し距離があったので、 龍之介がグッと引き寄せると壮五を抱きしめた。 昨晩のように熱っぽさはなく、 程よく心地よい体温が伝わっていた。 『あのチョコなんだけど・・・・』 『・・えっ!?あ、はい・・・っ』 いきなりチョコの話題になり 壮五は驚いていた。 もしかしたら気づけないだけで、 体調が悪い・・?っと 壮五は悪い方に考えてしまった。 壮五自体は体調が悪いわけでもなかった。 でも個人差もあるし、 心配そうに龍之介を見つめている。 『体調悪いとかじゃないよ? ・・残ってるチョコは普通のやつかな?』 『!あっ、はい。 残りのチョコは大丈夫ですっ・・・』 『そっか・・・良かった。』 龍之介は安心していた。 いつもと違う体験が出来たとはいえ、 もし媚薬入りのチョコをまた近いうちに 食べたとしたらマズいと思ったからだ。 今日みたいにオフの日なら、 多少は何とかなるが・・・ 『ホワイトデーの時は・・ 壮五くんが媚薬入りのお菓子食べてみる?』 『えっ!?あの・・、 ちょっと今回ので懲りました・・ ・・・・ごめんなさい・・・。』 『あはは。冗談だよ。 壮五くんは身体・・大丈夫かな?』 ギュッと龍之介に抱きついている。 背中を優しく彼は撫でていた。 壮五はあのまま寝てしまっているので、 タオルは身体にかけているものの 直接肌の温もりを感じている。 『大丈夫です。えっと・・媚薬は懲りたけど・・ ・・凄く・・良かった・・です・・』 最後の方は恥ずかしかったのか、 消え入りそうな声だった。 龍之介の胸元に埋まる顔は、 少しだけ赤みを帯びている。 『・・うん、オレも良かったよ。 起きれそうかな?』 『はい。あ・・・っ・・・』 返事をした瞬間に、 グーっとお腹の音がなってしまった。 壮五は恥ずかしそうに、 龍之介の様子を伺っていた。 『一緒にシャワー浴びて、 そのあと朝ごはんにしようか。』 壮五の身体から離れると龍之介は起き上がった。 その様子を見た彼も、 ベッドから起き上がる。 龍之介が用意してくれていた 下着と室内着を壮五は手に取った。 龍之介は先に、 部屋に扉の前で待っている。 『おいで。壮五くん。』 『はい・・!』 2人は龍之介の部屋をあとにした。 2人だけのオフの日はまだ続くのである。 終 えー・・媚薬ネタ多いですね(笑) 多分、 前回の錠剤の方が 効き目長持ちな感じでしょうか・・ さすがに媚薬でホワイトデー・・ は書きませんが・・・ とりあえず書きたいもの全部 突っ込めて良かったです(笑) チョコレートはこの後、 2人で食べたみたいです(*´-`*) 2022.2.26 龍崎恵 小説メインページへ