【記念写真】(アイナナ 龍壮 R-18) 『壮五くん!もう撮影終わったの?』 自分の控え室から廊下に出た龍之介。 通路を通りかかった壮五に声をかけたのだった。 身支度はしており、 荷物は持っているようだったが・・・ 『十さん。お疲れ様です! 僕、今日クランクアウトだったんです。』 2人は違うスタジオではあるが、 4グループが共演した【ダンスマカブル】の撮影をしていた。 なぜか壮五は、 演じた【シャオ】の髪型のままである。 『・・・あれ?着替えてるのに髪戻してないんだね?』 すっと近づくと、 壮五の前髪に手を伸ばした。 前髪で瞳が隠れているため、 いつもと印象が違っていた。 『あ、さっき九条さんとオフショットを撮影したんですよ。』 『オフショット?』 壮五はごそごそと鞄の中を探る。 スマホを取り出すと慣れた手つきで操作をして、 1枚の画像を龍之介に見せた。 そこには天と壮五が写っていた。 『ほんとだ!天はあまり変わらないよね。』 『そうですね。 近いうちに公式のSNSに投稿されるようですよ。』 壮五は少し嬉しそうにスマホを鞄の中にしまう。 龍之介にじっと見られていることに気づき、 少し恥ずかしそうに目線を外してしまった。 『あの、さ、今日これから時間ある・・かな?』 辺りに誰もいないことを確認して彼の手を握る。 壮五は驚いたが軽く手を握り返している。 『あ、はい。あの・・・明日はオフなので・・その・・』 『そうなんだ!俺もオフなんだよね・・・ ・・とりあえず、俺の楽屋に来てもらっていいかな?』 【すぐそこだから。】と、 龍之介は自分の楽屋を指差した。 壮五の答えは聞かずに、 龍之介は彼の手を引いたまま楽屋に入っていった。 『外泊するって連絡したのかな?』 スマホを弄っていた壮五が、 スマホをテーブルの上に置いたため問いかける。 龍之介の楽屋。 ローテーブルを挟むように、 2人掛けのソファが置かれている。 2人は向かい合って座っている。 『環くんにラビチャしておきました・・。 万理さんが一緒なので伝えてくれると思います。』 『じゃあ、ゆっくり一緒にいられるね。』 龍之介は立ち上げると、 壮五の隣に座った。 『久しぶり・・ですね。2人きりで会うの・・』 『撮影中は、他の仕事もあって会えなかったもんね。 まあ、俺はもう少し撮影に時間がかかるんだけど・・』 壮五も出番が多かったが、 龍之介の方がどちらかといえば多かった。 撮影自体は終盤だが、 最後までほぼ出番があるのだった。 楽屋で2人きりというのもあまりない。 緊張している壮五は、 手を龍之介に握られても固まってしまっていた。 『壮五くんに、こうやって触れたかった。』 『・・っ・・十さ・・・あっ・・・っ・・』 ぐいっと顎を軽く掴まれると唇が重なった。 ・・・少し、息が上がっている。 『・・・!ふっ・・・あっ・・』 口内に舌が差し入れられて、思わず声を上げる。 荒い息づかいが楽屋の中で響いていた。 いつもより長い口づけに、 壮五は苦しくなったのか龍之介の胸を腕で押した。 龍之介は、ハッとして壮五から離れていた。 『・・・ごめんね・・・久しぶりでつい・・・』 『その・・嫌とかでは・・無いので・・』 『うん、分かってるよ。 ・・もう少し触ってもいいかな?』 頬を優しく手で包み込まれ、 龍之介に見つめられている。 恥ずかしそうにはしていたが、 コクンと頷いた。 『・・っ、なんかいい匂いがするね。』 首筋に顔を寄せながら囁く。 痕跡を残そうとはせずに、 軽く口付けるとペロッと舐めた。 『ひゃっ・・あ、 血糊が多かったからシャワー浴びたんです・・・』 確かに言われてみれば、 壮五の身体は少しだけ体温が高いように感じた。 『そっか。オレも浴びてたんだよね。』 くるっと壮五の身体を反転させると、 自分の膝の上に乗せてしまった。 壮五は背中越しに、 龍之介の体温を感じている。 『さっきのキスだけでこうなっちゃった?』 『・・え?』 スボン越しに壮五自身に触れた。 誤魔化そうとはしたが、 壮五も自分の身体の状態には気付いていた。 少し盛り上がってる部分を指でなぞる。 『・・あっ、・・ここじゃ誰か来ちゃう・・・・』 『まだ時間あるし・・鍵かけたから大丈夫だよ。』 バランスを崩さないように後ろから抱きしめる。 そのままズボンのボタンを外していた。 チャックを下ろし隙間から見えた下着は、 少し湿っているようだった。 『・・やっ、あ・・っ・・・、 出しちゃダメです・・・。』 ズボンごと下着を下ろすと、 壮五自身は外気に触れていた。 室温は低くはなかったが、 龍之介の手に包まれると暖かく感じた。 『・・可愛い・・。 もう結構硬くなってるね・・?』 手の動きに呼応するかのように、 そこは少しずつ成長していく。 先走った物が龍之介の手を濡らしている。 『・・・ふぁ・・っ、あっ、 や・・・』 ふとテーブルに置いてあった 自分の鞄の中を漁り始めた。 もちろん壮五が落ちないように支えながら。 内ポケットからゴムを取り出すと、 封を切って壮五自身に被せてしまった。 『・・オレのだから大きいけど、 さすがにここでそのまま出す訳にはね・・』 一回りほどゴムは大きいようだった。 ただ、 根元自体はぴったりと包まれていた。 『ん・・っ、あぁ・・・十さ・・・っ・・!』 『・・っ、少し声が大きいよ・・壮五くん。』 龍之介から与えられる刺激に耐えていたが、 嬌声が漏れてしまっていた。 改めてここが楽屋だと思い出して、 自分の口を手で塞いだ。 『・・すみま・・せん・・・、 でも・・久しぶりだから気持ち良くて・・』 『後でちゃんとしてあげるから。 ・・・今は声我慢してね?』 壮五は声を出来るだけ出さないように、 しっかりと自分の手で口を塞ぐと ・・耐えるようにぎゅっと目を瞑った。 『・・・っ・・ぁ・・ー!』 それから何回か強く扱かれると、 ゴムの中に精を吐き出していた。 『うん・・よく頑張ったね・・。 続きは・・ホテル行こうか?』 全て出きったのを確認すると、 中身が溢れないようにゴムを引き抜いた。 ティッシュで綺麗に先端の精液を拭き取ると、 持ったままのゴムの開いた方を 中身が漏れないように縛る。 『ホテルって・・その、ラブホテル・・ですか?』 綺麗に身体を拭いてもらった壮五は、 乱れた衣服を着直すと再び龍之介の横に座る。 『確かこの辺りにあったと思うんだよね。 普通のホテルがいいならそっちでもいいけど・・』 龍之介は持参していたのだろうか、 ビニール袋にゴムと使用済みのティッシュを入れると ビニール袋の口を固く縛った。 さすがに楽屋に捨てる訳にはいかないだろう。 自分の鞄の中にそれをしまった。 『あ・・、大きいお風呂とか良かったし・・ ら、ラブホテルで大丈夫です・・。』 『そっか。 じゃあそろそろ行こうか?』 龍之介はソファから立ち上がると、 壮五に手を差し伸ばした。 嬉しそうにその手を取ると、 2人は一緒に楽屋を出るのだった。 『あれ!?やっぱ壮五だったんだ??』 楽屋を出た瞬間声をかけられた。 龍之介の楽屋の隣だったのだろうか、 百は隣の楽屋の扉の前にいた。 『百さん!お疲れ様です。』 『お疲れー! いや、龍の楽屋から声が聞こえたからさ〜。』 『え!?』 そこまで聞こえる声を出していたのかと、 壮五は百から視線を逸らすと下を向いてしまった。 そんな様子の壮五を見たが、 百は普段と変わらない感じだった。 『楽屋の壁って意外と薄いからさ、 ・・エロいことするならホテルのがいいよ。』 周りに人はいなかったが、 念の為2人だけに聞こえるように話す。 『これからは気をつけた方がいいよ!』 『すみません・・』 ポンポンと軽く龍之介の肩を叩いた。 隣に居たのが百だったからまだ良かったと 2人は思ってしまっていた。 何となく2人が付き合っていたのは 気付いていたらしい。 じっと壮五の方を見つめた。 『・・?・・百さん?』 『・・しっかし、壮五も可愛い声出るんだね! ・・聴こえてきてドキドキしちゃったよオレ。』 ポンっと先程龍之介にしたように、 壮五の肩を叩いた。 『えええ!?・・あ、あの・・えっと・・』 『・・っ、百さん!』 『あはは。取らないって! じゃあ、2人ともお疲れー!!』 ヒラヒラと手を振ると、 百は少し足早にその場を去っていった。 壮五はちらっと龍之介の方を見た。 同じく視線を送っていた龍之介と目が合った。 『まさか隣に百さんがいるなんて・・・』 壮五の顔はまだ少し赤みを帯びていた。 先程の行為と、 百に聞かれていたという事実でさらに熱を帯びたのだろう。 『オレの不注意だったね。ごめんね?』 『!謝らないでください。 僕もそんなことに気づかなかったので・・』 少し気まずい空気が流れたが、 夜の時間帯とはいえ まだスタッフも廊下を通りそうではある。 2人はスタジオを出るまでは、 少し距離を置いて歩いていった。 出口の手前で軽く変装をすると、 外に出て繁華街の方に歩いて行くのだった。 2人が部屋に入ると、 そこはピンク色で染まっていた。 ピンク色といっても目が痛くなる感じではなく、 いわゆる女子ウケが良さそうな感じである。 上着を脱いで荷物を床に置くと、 2人はピンク色のソファに腰掛ける。 『1室しか空いてなかったけど、 なんだか可愛らしい部屋だよね。』 『最近はラブホ女子会?というのがあるみたいで、 女の子が喜びそうですよね。』 大きめのソファには、 ぬいぐるみと可愛らしいクッションも置いてある。 そして、テーブルの上には自撮り棒が。 龍之介は自撮り棒を手に取ると、 テーブルに置いていたスマホを嵌めた。 『せっかくだから、ここで写真撮ろうよ。』 カメラを起動すると、 インカメラに切り替えて腕を上にあげた。 ピンク色の背景と一緒に2人が映り込んでいる。 『ほら、もっとくっついて。』 『わっ!・・・は、はい・・・』 グイッと片手で腰を引き寄せられ、 壮五は龍之介の胸にくっついていた。 改めて見上げると、 その様子がカメラにちゃんと写っている。 顔を赤く染めていたが、 その瞬間龍之介が遠隔でシャッターを切った。 『え!?今・・撮ったんですか・・??』 『うん。 壮五くん照れててすごく可愛い。』 撮った画像を確認した龍之介は、 スマホをロック画面に戻して自撮り棒ごとテーブルに置いた。 そのまま壮五の頬を手で包み込む。 『さっきの続きしていいかな?』 チュッと優しく壮五の頬に口付けた。 体温は高くなっており、顔も上気している。 壮五は、 龍之介の首に腕を絡めた。 OKのサインだと気づいた龍之介は、 顔を離すとシャツのボタンを外し始めた。 ボタンが全て外されると、 壮五の白い肌が顕になる。 『あっ・・つなしさ・・・っ・・・』 外気に触れたそこは赤く熟れている。 そのまま龍之介が吸い付いた。 ソファの上だったが、 大きめの物だったので落ちそうになることは無かった。 恐らくカップルがここでイチャつくのも 想定した設置なのだろう。 龍之介が胸から離れると、 壮五は少し息が上がっていた。 『あっ・・ベッドがいい・・です・・・』 恥ずかしいのかそう言いつつ、 龍之介から視線を外していた。 壮五に覆いかぶさっていたが、 離れると自分の服を脱ぎ始めた。 その様子を見ていた壮五は、 起き上がると自分の衣服に手をかけている。 といっても、 既にシャツはボタンが外れているので ズボンと下着を脱ぐくらいであったが。 『・・温かいね、 ・・・・ベッド行こうか?』 壮五が下着まで脱いだのを確認すると、 ギュッと抱きしめた。 既にお互い熱を持ち始めてはいたが、 気にすることは無かった。 『・・・はい・・・・。』 壮五の手を握ると、 そのままゆっくりとベッドの方に向かった。 彼をベットに座らせたあと、 ふと龍之介は室内にある自販機の前に向かった。 ラブホテルの自販機は、 ボタンを押すと中身が出せて後で精算が可能だ。 先にベッドに腰掛けた壮五は、 何かを取り出している彼の姿を眺めていた。 立ち上がって振り向いた時に見えた手は、 ローションとゴムを持っていた。 『ゴムは残り少なかったし、 やっぱりローションは無いとね・・・』 壮五の横に取り出した品物を置くと、 床に膝をついて座った。 座ると脚の間に、 少しだけ硬度を増している彼自身が覗いた。 『っ・・、もう少し奥に腰掛けられるかな? 両足をベッドの上に乗せて・・・』 言われるがまま壮五は、 ベッドの淵に足を乗せると奥に座り直す。 ローションを開封すると、 中身を右手に垂らす。 脚を閉じかけていた壮五だったが、 龍之介に阻止されて開かされていた。 まあ、龍之介の頭が足の間に割ってきたので、 開かざるを得なかったわけだが・・・。 秘部に指を差し入れられると、 一瞬身体が強ばっていた。 『・・んっ、ぁ・・あ、・・・っ・・!』 何度も身体を重ねてはいるが、 やはり慣れるものでは無かった。 『・・もう少し力抜けるかな?』 少し入れにくいのか、 内部に少し入ったところで指を動かした。 2本の指で探られるだけで、 壮五自身の硬度は上がっている。 『は、あっ・・っ・・んっ、・・あっ・・』 『そうそう。少し緩んできたね・・。 もう1本指増やしても大丈夫そうだな・・ 』 ゆっくりと指を挿入されて身体が痙攣する。 何回か中を擦ると慣れてきたようだ。 右手で内部を探っていたが、 壮五の脚に置いていた左手で自身を軽く握る。 既に天を向いており 先端から先走った蜜が溢れていた。 『や、ぁあっ・・一緒は、やっ・・・』 内部を探られながら扱かれて、 壮五は嬌声をあげる。 『・・・気持ちいい?』 先走っている先端を指で撫でられ、 体がビクッと跳ねる。 そこはローションは必要無いくらいに濡れている。 扱いていた龍之介だったが、 秘部から指を抜くと同時に壮五自身からも手を離した。 『・・そろそろ挿れたいけど・・いいかな?』 龍之介は立ち上がると、 壮五の横に座って唇に口付けた。 『あ、・・・んっ・・はぁ・・っ・・・』 舌が口内に差し入れられたが、 少し余裕が無さそうに性急に掻き乱されていた。 『ん、あっ・・ぁ・・・』 唇が離れると壮五の口元に唾液が垂れていた。 ・・混ざりあっていたのでどちらのかは分からないが。 『・・壮五くん。 今日は、上に乗ってみない・・?』 『あ、・・はい・・、頑張ります・・』 『・・辛かったら言ってくれればいいから・・』 ベッドから壮五は立ち上がった。 座っている龍之介の目の前に立つと、 身体を跨いで膝立ちをした。 龍之介自身を確認すると、手を添えて ゆっくりと腰を下ろして秘部に埋め込んでいく。 『・・ぁ、うっ・・あ、んっ・・・・!』 『・・・凄い眺めだな・・・』 まだ完全には収まりきれていない。 もちろん急かすことはせずに、 支えるように腰と脚に手を置いていた。 壮五は辛そうな顔をして、 でも、顔は上気させている。 結局全て受け入れることは出来なかったが、 龍之介が支えているため これ以上深く繋がることは無い。 『・・ここから見上げると・・ ほんとにシャオとしてるみたいだ・・・』 『!?十さん・・・・やっぱ・・り、 ちょっとこの体勢はキツい・・です・・』 壮五の息は上がっていた。 龍之介の首に腕を絡めて、 しがみつくのがやっとだった。 『・・ごめんね。ゆっくりで良いから、 一旦抜こうか・・・』 壮五は身体を起こした。 龍之介自身が少しずつ体内から抜けていく。 『・・・っ・・あ、・・はぁっ・・・』 壮五は龍之介から離れると仰向けになった。 自ら脚を開いて受け入れようとしているようだ。 その様子を見ていた龍之介も、 壮五の方に向きを変えると 脚の間に自分の身体を割り込ませた。 『・・・挿れるよ・・?』 自身に手を添えると、 そのまま壮五の内部へと差し入れた。 先程まで入っていたためか、 スムーズに挿入された・・が、 やはり壮五は辛そうである。 『やっ、あ・・なんか・・今日・・・ 十さんの・・大きい・・・っ・・・』 『・・あのね。 ・・・・あまり煽らないで・・?』 『煽ってなんか・・あっ、ああっ・・・!!』 壮五が言い終わらないうちに、 身体を打ち付け始めていた。 先程辛そうにしていたので、 全てを埋め込むことはしなかった。 彼を傷つけたくはないからだ。 『・・あー、こうやって見ると・・ シャオじゃなくて普通の壮五くん・・だね。』 右目は前髪で隠れていたはずだが、 ベッドに横になった影響で髪の毛が乱れ いつもの壮五の髪型に戻りつつあった。 優しく髪の毛を掻き上げると、 紫色の綺麗な瞳が見えた。 『もう・・シャオはいいので・・ 早く・・・して下さい・・・っ・・』 何回かシャオのことを話題に出されて 少し不機嫌そうに壮五は言う。 いくら自分が演じた役といっても 壮五にとって別人なのだろう。 『拗ねてる壮五くんも可愛いよ。 ・・ちゃんと壮五くんを気持ちよくしてあげる』 そう言うと、 少し強めにピストン運動を始めていた。 先程と同じように 壮五は龍之介の首に腕を絡めていた。 『・・あっ、あ・・っ・・は、・・・!』 『・・・っ・・・壮五くんのそろそろ出そう?』 龍之介は少し顔をしかめた。 内部の締めつけと、 打ち付けられる衝撃に耐えようと 壮五が少し爪を立てたからだ。 本人はそのことに気づいてはいないが・・。 『・・んっ・・楽屋での感覚が残ってて・・・、 ・・っ・・すみません・・・・あっ・・』 『・・気にしなくていいよ。 久々だし俺も限界・・かな・・っ・・』 ふと龍之介は、 身体を打ち付けながらベッドの上に 放置されたままのローションとゴムが視界に入る。 ローションは封を開けたが、 ゴムは未開封のままである。 『あっ、・・あ!・・っ、つなしさん・・?』 『ごめんね・・ゴム付けてなかった。』 自分以外に視線を向けていた龍之介を 不思議に思った壮五は名前を呼ぶ。 でも、龍之介が言ったことは、 受け入れている壮五が一番気づいていた。 『・・っ、ホテルだから汚れても大丈夫かなって・・』 『・・そういう問題じゃないけど・・ 壮五くんが大丈夫なら・・このままいい?』 一旦動きを止めて、 掴んでいた腰から手を離すと頬を包む。 そして軽く口付けた。 『んっ・・ぁ、は、い・・・・っ。』 ギュッと両脚を龍之介の身体に絡めた。 密着することで、 さらにお互いの熱を感じているようだ。 再度、腰を掴むと身体を揺らし始めた。 動いている龍之介もだが、 壮五も少し汗ばんでいた。 『やっ・・あぁ、もう・・・いっちゃ・・!』 『・・っ・・はっ、壮五くん・・ 俺も一緒に・・・・』 片手で腰を掴みながら、 壮五自身を優しく手に包み込んだ。 膨張して壮五の腹に精液が溢れるまで 時間はかからなかった。 『ああっ、ぁ・・・十さん・・っ・・・!!』 壮五の身体はビクビクと痙攣している。 内部の振動で耐えていたが、 次の瞬間、龍之介も体内に放っていた・・・。 『んっ・・あっ・・・』 ゆっくりと自身を引き抜くと、 ドロっと精液が溢れそうだった。 龍之介はベッド上部に設置されていた ティッシュを数枚取ると、 壮五の秘部に宛がっていた。 『・・っ、とりあえずティッシュ敷いてれば、 ある程度は中から出てくると思うから・・』 体勢を変えた壮五は、 ベットの上にティッシュを敷いた状態で ペタンと座っていた。 『溢れるの止まったらシャワー行こうか?』 『・・はい・・・んっ・・ぁ・・』 中から精液が溢れてくる感覚に、 身体を捩っている。 龍之介も濡れた自身の先端を ティッシュで拭っていた。 指で掻き出しても良かったのだが、 以前それでお互い反応してしまったことがあった。 楽屋での浅瀬もあったし、 壮五は2回目の射精になる。 負担はかけたくなかったのだ。 『十さん・・あの、 多分もう大丈夫・・そうです・・・。』 『大丈夫?・・・立って歩いて行けるかな?』 『はい・・。シャワー行きましょう?』 ベッドの淵に移動した壮五は立ち上がる。 龍之介は彼の下に敷いていたティッシュを手に取り、 自分の使用済みの物と一緒にゴミ箱に入れた。 ゆっくりとシャワールームに向かう壮五を 追いかけ、一緒に入っていくのだった・・。 シャワーを浴びた2人は、 先程のソファに腰掛けていた。 脱衣所に用意されていた浴衣を着ている。 『十さんって、やっぱり浴衣似合いますね。』 『壮五くんも似合ってるよ。』 以前もホテルで浴衣が用意されていて 2人は着たことがあった。 でも、色が違うだけで雰囲気が変わるのだ。 『十さんが嫌じゃなかったら、 もう1回写真撮りませんか・・・?』 『うん!もちろんいいよ。 さすがに人には見せられないけど記念に・・ね。』 龍之介はテーブルに置かれたままの 自撮り棒と一緒になっているスマホを手に取る。 1度目と同じように、 カメラを起動すると2人が映るように構えた。 カシャっとシャッターが切られ、 撮った写真は自動で保存される。 自撮り棒からスマホを外すと、 龍之介は写真を確認していた。 壮五は自分の鞄からスマホを取り出した。 『ラビチャで最初の写真も送って貰えますか?』 そう話しかけた時、 龍之介は既にスマホをロックしていた。 『わっ、そうだよね! ちょっと待っててね・・・』 慌ててロックを解除すると、 ラビチャの画面を開いて壮五に写真を送る。 彼のスマホで写真が確認できた。 『・・っ、2枚目の写真・・ ・・・僕達幸せそうですよね・・・』 『うん。俺も壮五くんも、 良い表情してるよね・・・。』 こんなに幸せそうなのに、 公に出来ない辛さはあった。 気付いてるメンバーもいるが、 まだまだ世間一般的には許されないのだ。 2人は今をときめく 2組のアイドルグループのメンバーなのだから。 手に持っていたスマホを、 ほぼ同時にテーブルに置いていた。 お互い向き合うと軽くキスをした。 深く交わることの無いスキンシップのようなキスだ。 まだロック画面で表示されているスマホは、 夜の12時過ぎの時刻を表示していた。 『そろそろ寝ようか?撮影で疲れてただろうし、 色々無理させてごめんね?』 『無理なんて・・っ、 あ、・・でも、眠い・・ですね・・・。』 ふぁ〜っと思わずあくびが出てしまった。 そんな壮五を微笑ましく見ていた。 ソファから移動すると、 2人はベッドに潜り込んだ。 パネルを操作して部屋を、 少し周りが見えるくらいまで暗くした。 隣にいる壮五の姿は確認できるくらいだ。 『おやすみ、壮五くん。』 『十さん・・おやすみなさい・・。』 しばらく話をしていたが、 すぐに規則的な寝息が聞こえてきた。 2人は夢を見ているのだろうか、 嬉しそうな表情をしている。 夢の中でも楽しい時間は続いているのだろう・・・。 終 はい!いや、毎回書いてますが(笑) めっちゃ久々の小説でございます! そして、龍壮。 龍壮小説が1番多くなりましたね!! 小説書いてる最中に、 挿絵っぽいのを描こうとしてたので、 また仕上げてアップする予定です。 2021.3.5 龍崎恵 小説メインページへ