【Memories 10/5】(アイナナ 龍壮R-18) 『今日、龍アニキとオレの日じゃん。』 その言葉から会話が妙な方に向かっていた。 10月4日 もうすぐ次の日を迎えようとしている時間。 龍之介は一緒に食事に行っていた MEZZO"の2人を乗せ車を走らせていた。 事務所からはプライベートで関わるなと言われていたが、 こっそりこうやってたまに出かけている。 後部座席からそう言った環は少し嬉しそうだった。 『どうして今日が十さんと環くんの日なんだい?』 『ん?だって、10と4じゃん?』 『あはは、そういうことか。』 2人は納得はしていたが、 少しだけ2人の様子が変わっていた。 環もそれに気付いたがあえて何も言わない。 (・・明日になったら、僕と十さんの日ってこと・・だよね?) そう思いつつも壮五は、 窓越しに走り抜ける街灯を眺めている。 龍之介も同じことを考えたようで、 ちらっと助手席に座る壮五を見ていたが 寮に近づくまで窓の外をずっと見たままだった。 『そーちゃん。今日龍アニキのとこ行ったら?』 『えっ?・・な、なんで・・・!?』 寮の前に車が停車したが、 環からは思いもよらない言葉が発せられた。 車から一人だけで外に降りると、 助手席側に周っていた。 訳が分からない壮五はとりあえず窓ガラスを開ける。 『2人とも飲み足りねーんじゃないかと思ってさ。』 【オレだと相手出来ないし】と小声になり、 すっと壮五から視線を逸らしてしまった。 どうしたものか、と悩んでいたが、 ふと右手に龍之介の手が触れていることに気づく。 恐らく環の位置からは見えていない。 『・・俺は構わないけど、明日はオフなのかな?』 『おー。オレたちはオフだぜ。』 壮五は触れられていた手をぎゅっと握り返していた。 車内であまりよく見えないが少し顔が赤くなっている。 『・・壮五くん、どうかな?』 壮五が振り向くと少し照れたような笑顔を見せた。 彼には断る理由は無かったのだろう。 『はい・・。』 『じゃあ、あんまりハメ外さないようにな』 窓越しに環はヒラヒラ手を振ると、 寮の中に入っていった。 程なくして龍之介は車を発進させていた。 『あれ・・飲み物はそれでいいの?』 コンビニに立ち寄った2人だったが、 壮五が持っていた飲み物を不思議そうに眺めていた。 龍之介が持っているカゴの中には、 ビールが数本入っていた。 『はい・・。お酒飲んじゃうと・・、 せっかく十さんと一緒なのに・・その・・』 自分が過去何回か飲酒によって失敗したのか それを考えると龍之介と2人なのに、 飲むことを躊躇ったのだろう。 それを理解した龍之介は、 入っていた物を戻すと代わりに ペットボトルのお茶を入れていた。 すっと、壮五の持っていた飲み物も取ると レジへと向かっていた。 『え?それ水じゃないの??』 『透明なんですけど紅茶らしいんですよ。 ・・あ、ちょっと甘いですね。』 車に戻ると壮五は気になっていたのか、 買ってもらった飲み物を飲んでいた。 透明だったしラベルもよく見ていなかったので、 龍之介はそれだと思い込んでいた。 『甘いの?・・一口貰っていいかな?』 『あ、はい。』 キャップを閉めようとした時にそう言われ、 そのままペットボトルを龍之介に手渡す。 一口だけ飲むとまた壮五にペットボトルを返していた。 受け取った壮五は、 とりあえずもう飲まないのかキャップを閉めた。 『透明なのに・・不思議だなぁ。 あ、・・間接キスになっちゃったね・・』 『・・っ・・間接キスじゃなくてその・・』 ちらっと壮五は車内の時計を見ると、 0時をすぎており日にちを跨いでいた。 無防備に車の肘掛に置かれていた龍之介の手を、 先程のようにぎゅっと握りしめる。 『今日は、十さんと僕の日なんですね。』 『うん、そうだね・・。』 じっと見上げる壮五と視線を絡めていたが、 誘われるかのようにその唇に口付けた。 深く絡ませることはしなかったが、 お互いの水音が車内に響き渡っていた。 『・・ふ、っ、ぁ・・十さ・・っ』 『・・ごめん。苦しかった・・?』 唇は離したが抱き寄せた腕の力は緩めなかった。 抱き寄せられてる腰の辺りが、 少し熱を持ったように熱く感じた。 しばらくして壮五を解放すると、 龍之介はスマホを操作し始めていた。 彼を眺めているのも少し照れくさいので、 壮五はぼーっと外の様子を眺めていた。 『あのさ。・・これから近くのホテルに寄らない?』 『・・・ホテルですか?』 龍之介の家まではまだ車でも距離があった。 もしかしたら運転とかで疲れているのかも? っと壮五は思っていた。 『・・こんな感じのリゾートホテルっぽい所なんだけど。』 壮五にスマホの画面を見せた。 ホテルの内装や外観が表示されていたが、 既に予約直前のところまで進められていた。 『つ、十さんが行きたいなら・・良い、です。』 『やった!1回行ってみたかったんだけど、 1人だと恥ずかしくてね。宿泊予約するね!』 嬉しそうに龍之介はスマホの操作を続けていた。 (十さんがそこまで行きたがるなんて、 すごく良いホテルなんだろうな・・) 壮五は勘違いをしていた。 龍之介もわざとそこまで詳しくは 話をしなかった。 【そういう場所】だと分かると、 多分躊躇してしまうと思ったからだ。 コンビニから少し走らせると、 すぐに予約したホテルに到着した。 車を駐車場に入れて2人で建物の中に入っていく。 ・・が、 入ってすぐのパネルの前で、 壮五は硬直してしまっていた。 『・・・っ、あの、ここって・・・』 『ごめんね黙ってて・・ラブホテルなんだ。』 固まってる壮五の手をぎゅっと握ると そのまま受付の前まで歩いた。 予約をしたためすっとすぐに、 部屋の鍵を手渡しされた。 アメニティなのか、 手提げ袋を受け取っていた。 予約した部屋は最上階。 エレベーターでの移動だったが、 恥ずかしいのか龍之介と手は繋いだままで、 ずっと下を向いてしまっていた。 『わあ・・思ったより広い部屋だね。』 部屋に入るとまず2人が余裕で座れそうなソファ、 その前に大型のテレビが設置してあった。 奥には当然だがかなり大きめのベッドが見える。 龍之介に手を引かれるままその方向に向かった。 壮五をベッドに座らせると、 ぎゅっと正面から身体を抱きしめた。 『・・っ、ごめんね壮五くん。 俺、どうしてもキミとこういう所に来たくて・・・』 『十さん・・・っ』 いつもなら背中に腕を回している壮五が、 こういう場所で緊張しているのか身体が動かない。 恥ずかしいけど、嫌じゃない。 それは龍之介にも伝えたいはずなのに。 『・・さっき写真で見たお風呂入ってみたいです・・』 必死に絞り出した言葉がそれだった。 この部屋の物だと思うが、 かなり大きめの浴槽がある浴室だと記憶していた。 驚いた龍之介だったが、 【ちょっと待ってて】と優しく頭を撫でると 1人で浴室の方に向かった。 残された壮五はベッドから離れると、 ソファに座っていた。 (まさか・・こんな所に来ちゃうなんて・・) 緊張をほぐすかのように、 手に持っていた紅茶を飲んでいた。 テレビでも見ていようと、 テーブルに置かれていたリモコンで テレビの電源を入れた瞬間だった。 『お湯溜めてるから先にシャワー ・・・うわ・・っ!?』 バスルームから出てきた龍之介が声をかけたが、 それと同時にテレビからは女性の嬌声が漏れていた。 『!あっ・・ち、違うんです・・ 普通にテレビ見ようとして付けてみたら・・』 壮五は赤面しながら必死に弁解していた。 ただ、龍之介はそんな状況なんだろうなと すぐに冷静さを取り戻していた。 まだ慌てている壮五の横に座った。 『・・こういうの見たことないの?』 『あ、・・あの、無いです・・。』 壮五は流れてる映像も直視出来ず、 龍之介の方にも恥ずかしくて向けず ただ、下を向いてしまっていた。 『俺はあるけど・・ その女優さん壮五くんに似てたんだよね。』 『・・えっ、そうなんですか?・・!んっ・・。』 振り向いた壮五を待ち構えたかのように、 頬に手を当てると口付けた。 唇が重なってる間映像はそのままだったが、 少しずつ彼は落ち着いてきていた。 『壮五くんに片思い中の時に見つけて・・ 思わず通販で買っちゃったよ・・。』 【付き合ってからは一切見てないけど】 と、龍之介は付け加えた。 ぎゅっと抱きしめられた壮五は、 今度はしっかりと両腕を龍之介の背中に回していた。 テレビは変わらず映像を流し続けていたが、 腕の中で安堵した壮五は気にならなくなっていた。 しばらくすると身体を離した龍之介が、 ピッとテレビの電源を切った。 『今は壮五くんと一緒にいられるから・・ もうそういうのは必要ないんだ。』 『・・・っ・・。』 『・・お風呂行こうか?』 『・・はい・・。』 先にソファから立ち上がると、 龍之介は彼に手を差し伸べていた。 部屋も広かったが、 浴室も2人で入っても余裕の広さだった。 まあ、恐らく2人で入る 前提の作りなのだから、当然のことだろう。 身体と髪を洗い終わった壮五だったが、 ふと浴槽の横のスペースに目がいった。 龍之介は先に洗い終わったため湯に浸かっていたが、 彼の視線の先が少し気になった。 『なんでこんな所にマットが・・?』 不自然にそのスペースにマットが敷かれている。 ちょうど人が1人寝られる広さの物だ。 その横には液体のような物が入った ボトルが並べられていた。 『あー・・、それは多分・・・ ・・寝てみたら分かるんじゃないかな?』 『え、寝る・・?裸でですか?』 先程身体を隠していたタオルは、 浴槽の淵に置いてしまったため無防備である。 何をするか分からなくて不安だったが、 龍之介に言われた通りゴロンと寝転んでみた。 ベッドのように柔らかいわけではなく、 でも、そこまで硬いものでも無かった。 『・・っ、もう少し奥まで移動できるかな?』 龍之介は湯船から上がると マットが敷いてある奥の方を指さした。 移動すると、マットの淵ギリギリの所に 壮五の足の先がきていた。 脚の間に龍之介は自分の膝を割り込ませた。 少しだけそこに乗った状態になる。 『・・や、恥ずかし・・。』 脚の間に入り込まれた壮五は、 足を閉じることが出来ず全てをさらけ出していた。 明るい浴室内で照らし出されている。 龍之介は横に置いてあったボトルを手に取った。 『それって・・もしかして・・・』 『うん。ローションだね。』 手のひらに垂らすとトローっと液体が溢れだした。 濡れた両手でふいに壮五の胸に触る。 『・・あっ、・・ダメです・・・』 『ここは多分こういうプレイをする所・・ ・・・なのかな?』 少し嬉しそうに胸を撫で続けている。 身体から流れてしまったローションは、 下のマットに少しずつ溜まり始めていた。 ビクっと身体が揺れる度に、 そのヌメリが気になっていた。 『・・十さ・・っ、もう、や・・だ・・』 胸を触られていただけなのに、 壮五の身体はビクビクと痙攣していた。 触られていた所はローションで濡れ、 プクッと赤くなっている。 『・・美味しそうだけど、 ・・洗い流さないとダメか・・・』 ふと全く触れてない下肢に視線を落とすと、 少しだけ勃ちあがっている。 まだローションで濡れている手で、 そこをキュッと握った。 『・・あっ・・!?な、んで・・・』 一瞬起き上がって制止しようとした壮五だったが、 腕がローションで滑ってしまい出来なかった。 『うっ・・・ぁ、っ・・ふっ・・』 為す術もない壮五はただ、 自分の口を手で塞ぐことしか出来ない。 浴室だが湯気で曇ってるわけでもなく、 照明も明るく龍之介の身体もよく見える。 『・・っ、声我慢しなくて良いよ。』 浴室は声がよく響く。 それでいつもより声を出さないようにしていたのだが・・ 口を塞いでいた壮五の手を龍之介は掴むと、 優しく無理がないようにマットの上に置く。 軽く唇を指でなぞると、 一瞬ピクっとなったが少し落ち着いた。 右手は変わらず彼自身を愛撫していたが・・ 『すごいね・・もう出そう?』 先走ってるモノとローションが混ざり合い、 そこの滑りは良くなっている。 擦るたびに先端から溢れだしている。 『・・あっ、・・・出ちゃ・・う・・っ』 『・・ほら、我慢しないでイッて?』 『・・っ、つ、なしさ・・あ、・・・っ!!』 射精する瞬間壮五はぎゅっと目を瞑った。 恥ずかしくて自分の身体を直視出来なかった。 たが、目を開けた瞬間龍之介の顔を見てしまった。 ・・壮五が吐き出した精液まみれになった顔を・・。 『十さんのお顔にかけるなんて・・ ・・・ほんとにすみません。』 湯船の中。 壮五は龍之介に後ろからそっと抱きしめられていた。 腕で腰の辺りを優しく抱き寄せてるだけで、 これ以上の行為を進める気は無いらしい。 『ははは・・壮五くんって結構元気なんだね。 ・・まさか、あの位置で・・ 顔に飛んでくるとは思わなかったけど』 『うう・・本当にお恥ずかしい・・・』 壮五は両手で顔を覆っている。 後ろにいる龍之介には見えていないが、 赤くなってしまった頬を隠していた。 まあ、耳まで赤くなっていたから 龍之介は何となく察してはいる。 【可愛いな】と思った瞬間、 少しだけ自分の身体が熱くなったことに気付く。 『・・壮五くん・・のぼせそうだから先に上がっていいよ。』 『?そうですね、じゃあお先に・・』 浴室でのぼせて倒れたことがあった。 龍之介に迷惑がかかると思い、 少し不思議には思ったが浴室から出ていく。 『・・参ったな・・ 俺がここに誘ったのにこんなんじゃ・・』 いつもと違う空間。 高揚していたのは壮五だけでは無かった。 バスルームから出た龍之介は、 ちらっと壮五の方を見た。 部屋に置いてあったのか、 浴衣に着替えている。 『浴衣いいなぁ。俺も着ようかな?』 そう話しかけた龍之介は、 クローゼットから取り出すと袖を通した。 ソファに座ってその様子を眺めていたが、 立ち上がると龍之介の方に向かった。 『・・っ・・すごくかっこいいです・・』 『ありがとう。壮五くんも似合ってる。』 ぎゅっと壮五の身体を抱き寄せた。 まだ治まりきらない熱を感じていたが、 隠す必要も無く身体を密着させていた。 壮五もそれに気付いていたが、 抱きしめられた状態で 龍之介の胸元に顔を埋めていた。 『・・十さん・・ベッド行きましょう?』 『うん・・そうだね。』 胸元に置かれていた手を握ると、 優しくエスコートしつつベッドの方に向かう。 とりあえずベッドに横になってみた壮五だったが、 天井を改めて見て驚いてしまった。 ちょうどベッドの上の天井。 鏡のタイルが敷き詰められていた。 当然、今横になった自分の姿も見えるわけで・・ 『わー・・なんか、その、すごいね。 ・・枕側の壁も鏡が貼ってあるね?』 言われて寝たままそちらの方を向くと、 確かに鏡になっており龍之介を写していた。 鏡の方に気を取られていたが、 龍之介が覆いかぶさっているのに気づいた。 ちらっと覗く胸板は、 風呂上がりのせいか少し上気している。 『・・あ・・あの・・・出来れば、 電気を消してください・・・』 『・・ダメだよ。』 『え?・・・は、っ・・ぁ・・・』 チュッと首筋吸われた壮五は、 少しくすぐったそうに軽く龍之介の身体を押した。 まあ、彼の力ではびくともしないのだが。 龍之介はそのまま壮五の腰紐を解いた。 胸を肌蹴させるとまた少し赤い箇所に触れる。 『・・んっ、あっ・・・!』 先程の行為で敏感になっているそこは、 少し指で触れただけで硬くなっていく。 両方一緒に摘まれて壮五の身体が仰け反る。 『・・・ぁ・も、そこは・・っ・・んっ。』 『・・・気持ち良くない?』 指先で弄っていた左側の突起を口に含む。 舌で転がすとチュッと吸い付く。 『・・・ふぁっ・・あぁ・・っ・・』 含みながら壮五の様子を伺う。 また自分の右手を口元に当てていた。 ・・それでも嬌声は漏れてくるが・・ 『んっ・・あっ、・・・十さ・・っ』 『うん?』 少し涙目になりながら、 何かを訴えるように名前を呼んだ。 含んでいた箇所から口を離し、 反対側を弄る手も動きを止めていた。 『・・っ・・気持ち・・いいです・・』 龍之介は手を伸ばすと頬に添え、 軽く唇に口付けた。 『素直だね。・・可愛い。』 唇はすぐに離れていったが、 優しく壮五の横髪を手ですいていた。 乾かしておらず濡れていたが、 あまり2人は気にする余裕は無かった。 『・・もっと、気持ちよくしてあげる。』 思い出したように壮五から離れると、 ベッドから降りて側に置いてあった袋を手に取った。 手にしたままベッドの上に戻る。 中からはローションと、 同じくらいの大きさの箱が出てきた。 龍之介は箱の中身を取り出していたが、 見ていた壮五は驚いていた。 「・・っ、十さん・・それって・・・」 普通のローターよりも細めの物と、 少し小さめの物が繋がっている。 リモコンらしきもののダイヤルが2つあり ・・どうやら独自に操作できるようだが。 「・・試してみたいんだけど・・ダメかな?」 少し照れたように壮五に問いかけた。 壮五はなんとなくだが、 その形状を見て何をする物なのかは分かっていた。 戸惑っていたが、小さく頷いた。 「や・・、あっ・・・ん・・っ!」 後ろから抱き込まれて、 やんわりと自身に触れられ思わず声を上げた。 龍之介の浴衣はほとんど乱れてはいなかったが、 正面に見える鏡越しに乱れている自分の姿を見て ・・少し顔が上気している彼の姿が見える。 鏡に向かって既に浴衣は肌蹴て、 下肢を顕にしている姿は恥ずかしいのだが、 抱き込められているため動けなかった。 「とりあえず ・・指で慣らさないと入らないかな・・」 龍之介は自分の右手の指先にローションを垂らす。 その指先で、壮五の秘部周辺を撫でた。 鏡越しに見えるように、 大きく足を開かせていた。 少しだけ壮五の身体は、 後ろにいる龍之介の方へ倒れ込んでいた。 そんな状態でも、 鏡に映る自分の痴態は視界に入っていた。 「・・っ・・凄いな・・ 結構なんだか・・すぐ入れられそう?」 先程、浴室で少しだけ戯れていた程度だったが、 龍之介の指をすんなりと受け入れていた。 「・・あ、っ・・さっき・・トイレで・・」 「トイレ?」 壮五の話を聴こうと抜き差ししていた指を止めた。 浴室から出た後に何かあったのだろうか?と、 息を整えてる壮五を見ていた。 「トイレに・・、ローションがあって・・・ それで・・その・・・・。」 「・・・自分で慣らしてた?」 「・・ひゃっ・・あっ、は、い・・・」 壮五が返事する前に、 内部に挿入していた指を動かした。 そこは既に2本を余裕で受け入れている。 「・・あっ、十さんのご負担になると思って・・・・っ・・」 「・・負担なんて・・ そんなこと思うわけない・・だろ。」 指をもう1本増やすと、 少し強引に指で秘部を拡げさせた。 塗りこんだローションが溢れてシーツを濡らす。 「・・・っ・・あっ・・う・・っ・・!」 「負担とか言わないで?壮五くん・・・」 もう大丈夫だと判断したのか、 自分の指を抜いた。 さらにローションが溢れ出した。 横に置いておいた細長い物を手に取ると、 ローションを塗りつけた。 ぴたっとその先端を秘部に密着させる。 「・・・っ・・!?」 押し当てられたものが無機質だったからなのか、 冷たかったのか分からないが身体が硬直していた。 一瞬閉じようとした足を開けさせると、 そのままゆっくりと内部に挿入していく。 「・・あっ・・ぁ・・、い・・っ・・!」 「・・・痛い?」 全てを埋め込むと、 壮五の身体は少し痙攣していた。 濡らしていたため、出血は無いようだが・・ 「やだ・・・十さ・・っ、抜い・・っ」 「・・・ほんとに嫌なら抜くけど・・・・」 壮五が本気で嫌がってるとは思えなかった。 ただ、いつもと違う環境で強いられた状況に、 困惑しているように見えた。 壮五は覗き込んだ龍之介の方を見たが、 首を横にフルフルと振る。 その様子を見た龍之介は、 埋め込んだ物から手を離した。 秘部周辺は無意識であるが、 動いていたが中から抜けることは無さそうだった。 すっとリモコンを掴むと、 内部に入っているローターのスイッチを オンにした。 『・・ぁ、やっ・・あっ・・・!! ・・・中、変になる・・!』 『・・・こんなのより、 大きいの咥えられるのに・・?』 わざと腰を密着させて、 既に熱を帯びているモノを押し付けた。 『・・ぁ・・、十さんっ・・意地悪・・っ』 少しローターの強さを強くすると、 壮五の身体は仰け反っていた。 ぎゅっと目を瞑っていたが、 目を開いた時に鏡越しに写った自分の姿に、 ・・さらに興奮してしまったようだ。 壮五自身の先端からは、 先走った蜜が溢れている。 『気持ちよさそうだね。 ・・こっちにも当ててあげる。』 小さめのローターの電源も入れると、 手のひらで包み込むように壮五自身に当てた。 ビクビクっと痙攣を起こしていたが、 包み込んだ手は離さなかった。 『あっ、あ・・ん・・っ、 い、いっちゃ・・・!』 龍之介の手を離そうとした壮五だったが、 既に力が入らなくなっていた。 ビュッと射精したと同時に、 そこから龍之介は手を離していた。 『・・・んっ・・あっ、やだ・・もう・・』 嫌がってはいないのは分かっていたが、 生理的な涙が溢れだしていた。 指先で涙を拭うと、 壮五の顎を軽く掴み自分の方に向かせた。 『・・う、っ・・はっ・・ぁ・・十さん・・』 深く口付けられ、壮五からも 求めるように内部に舌を侵入させていた。 『壮五くん・・そろそろ挿れるね?』 唇を離したあと、 とろんと蕩けそうな表情をしている。 龍之介も既に我慢は出来ないようだった。 『・・っ、ちょっと待って下さい・・・』 『・・どうしたの?』 壮五は体勢を整えると、 龍之介の方に体の向きを変えた。 ・・内部に入っているものはそのままなので、 少し艷声が漏れていたが・・。 肌蹴た龍之介の浴衣を捲ると、 ・・・下着に手をかけゆっくりと下ろした。 既に熱を帯びていたそれは、 外気に触れるとともに天を向いている。 『・・もう少し、大きくしていいですか?』 『・・っ、ふ・・ほんと・・ どこでそういうスイッチが入るかな・・』 龍之介は少し苦笑しながらも 優しく壮五の頭を撫でた。 髪の毛は乾かしておらず濡れていたが、 そんなことはどうでも良かった。 『・・ん・・ぁ・・ふぁ・・っ・・・』 『・・無理しなくていいよ?』 優しく髪の毛を梳いていた手を、 頬に当てた。 時折、上目遣いで様子を伺う壮五に さらに顔が上気している。 必死に愛撫しようとしているのが堪らず、 思わずグッと喉奥まで腰を進めてしまう。 『・・!んっ・・!?ぁ・・う・・っ・・』 『・・ふ・・っ・・、壮五く・・ごめんっ・・』 壮五の頭を少し強く掴んで、 しばらく抜き差しを繰り返していた。 驚いた壮五だったが嫌がるわけもなく ただ龍之介が果てるのを待っていた。 口内に独特な匂いが広がっていた。 中から引き抜くと少し精液が口元から溢れたが、 壮五は自分の指で拭っている。 『!・・っ、舐めなくていいから!』 壮五は拭った指先を口元に近づけていた。 龍之介は止めたが、既に遅かった。 『・・ぁ・・僕あまり上手くないので・・ ・・全部飲みきれない・・・。』 『そんなこと気にしなくていいんだよ?』 そんな行動がまた、 彼の欲望を駆り立てていた。 龍之介はまだ内部に残っていたローターを、 思い出したかのように引き抜いた。 また少し勃ち上がっているそれに 壮五は手を添える。 『あ・・十さん・・また大きく・・・』 『もう触らなくても大丈夫だから・・ 後ろ向いて?』 言われるがままにそこから手を離すと、 先ほど同様龍之介に背中を預けた。 そのまま足を大きく開かされて、 太ももら辺をグッと力強く持たれる。 龍之介の両足を跨ぐ形になり 必然的に秘部周辺に熱くなったものが宛てがわれた。 『・・ぁ・・もしかして、このまま?』 『もう少し腰浮かして俺の方に寄って? ・・あとは任せてくれればいいから・・』 膝立ちになって龍之介の方に少し移動したが、 すぐにぐいっと力強く腰を掴まれて ・・龍之介自身が内部に入ってきた。 『・・ひ・あっ・・!ぁ・・入っ・?』 いきなり最奥まで受け入れたせいか 身体中が痙攣している。 壮五の足を抱えると、 じっと鏡越しに彼の様子を伺っていた。 大きく開かされているため 当然繋がった秘部までもさらけ出している。 『壮五くん・・すごいね。 ・・・・俺の入ってるのがよく見える』 『や、やぁ・・はぁ・・あっ・・んぁっ、 ・・恥ずかしいから・・やだ・・っ・・!』 羞恥で手で顔を隠そうとしたが、 何故か・・自分の痴態から目が離せなかった。 火照っている自分の顔も身体も、 ・・欲情してる龍之介の表情も見えたから。 『気持ちいい・・?』 激しくは突き上げられないものの、 軽く身体を揺すり始めていた。 聴くまでもなくプルっと震えている 壮五自身を見れば一目瞭然ではあるのだが。 『・・気持、ちい・・っ、あっ、もう・・』 懇願するように鏡越しに龍之介の顔を覗く。 『・・十さん・・ちゃんと、んっ・・・ ・・・・シてください・・。』 『・・ちゃんと・・って?』 動きを止めた龍之介は、 繋がったまま壮五の首筋に痕跡を残した。 『・・ちゃんと向き合って・・したい・・』 何度か口付けられてその度に身体が震えたが、 ようやく壮五が口を開く。 持ちあげていた壮五の足を下ろさせると ゆっくりと丁寧に自身を引き抜いた。 『・・!・・っ・・あぁ・・っ・・んんっ・・』 壮五の身体を自分の方に向けさせると、 そのままベッドに押さえつけた。 両足を開かせその間に、 自分の身体を割り込ませている。 ぴたっと自身を秘部に宛てがうと 少し身体が強ばった。 でも、彼を受け入れるべく、 壮五は背中に腕を回していた。 『・・っ・・、力抜いてね・・・?』 『あ・・っ・・!は・・っ、ああっ・・!』 最初は少し慎重に埋め込んでいたが、 先端が完全に内部に入ると一気に埋め込む。 内部はうねっており、 その振動も龍之介に伝わっていた。 『や・・ぁ・・なんか・・変・・・っ!』 『・・・ん・・っ、俺しか見てないんだから、 ・・・沢山乱れていいよ?』 壮五の腰を掴むと激しく打ち付け始めた。 先ほどから一切触れてない壮五自身も、 先端を濡らしながらプルプルと震えている。 『!・・・んぁ・・やっ、ぱ、・・あっ ・・恥ずかしい・・・・っ・・!』 『・・明るいから?』 『・・・上の鏡が・・っ・・あ、あっ・・!』 すっと龍之介から目線を外してしまった。 ・・正確には、 鏡に写る自分の姿から目を背けたかった。 龍之介は右手を壮五の頬に添えて そのまま正面を向けさせて口付ける。 『・・んん・・・っ!はっ・・ぁ・・・』 唇を離した龍之介は、 優しく壮五の頬に口付けた。 『・・俺だけを見てればいいから、ね?』 『・・あっ・・十さん・・・、はい・・』 壮五背中に回していた腕を、 龍之介の首に絡めていた。 ・・龍之介しか視界に入らないように・・。 打ち付けを再開させると、 そんなことで恥ずかしかっていたことが、 どうでも良くなっていた。 『あ・・っ・・!っ・・んっ・・・あ・・! ・・つ、なしさ・・っ、気持ちい・・っ』 『・・俺も・・壮五くんの中すごくいい・・』 結合部からはローションと、 先走った蜜のものなのか水音が溢れていた。 少し秘部から溢れているようだが、 それを気にする余裕はもう無い。 何度か打ち付けるうちに、 壮五の身体が痙攣し始めていた。 限界が近いのだろう。 『・・あ、す、ごいね、壮五くん・・。 ・・・触ってないのに・・イキそう?』 『・・・んぁっ・・やっ、言わないで・・』 『・・ごめんね? 俺で気持ちよくなってくれて嬉しいよ。』 そう言った龍之介だったが、 彼も限界が近いのだろう。 激しく打ち付けられる中、 壮五は必死に龍之介にしがみついていた。 少し爪を立ててしまっていたが、 2人が気にすることは無かった。 『あっ・・はあっ、あ・・!十さんっ・・ 僕・・もう・・いっちゃ・・・っーー!!』 一瞬身体が震えると、 壮五はそのまま放っていた。 『・・・っ・・壮五くん・・っ!』 射精の衝動なのか内部が締まり、 締め付けられた龍之介自身も達していた・・。 倒れ込む所であったが、 壮五を下敷きには出来なかったので留まった。 息を整えたあと 慎重に壮五の内部からそれを引き抜いていた。 ドロっと内部から精液が溢れ出していた。 『・・っ・・起きれそうかな?』 『あ、はい・・・。』 龍之介の手助けもあり、 壮五はゆっくりと起き上がった。 『ひゃっ・・あっ・・・・!!!』 龍之介の太ももに座らせられた壮五だったが、 溢れ出た精液に驚いてしまう。 『・・・ちゃんと掻き出さないと、 ・・お腹下しそうだからね・・・。』 秘部に指を差し入れると、 掻き出すためにグッと動かしている。 『はっ・・あっ、ぅ・・んんっ・・・・』 前立腺を刺激したのか、 壮五から嬌声が漏れていた。 『ぁあっ・・・ぁ・・十さん・・っ・・』 『・・っ・・可愛いな・・・』 堪らず龍之介の身体に擦寄る壮五だが、 ・・自分の体の変化に気づいていた。 龍之介の腹部に壮五自身が当たる。 『・・うっ・・、僕・・・・ こんなの・・ごめんなさ・・・っ』 『・・・俺も勃っちゃったから・・ もう1回気持ちよくなろうか・・・? 』 既に掻き出し終わっている内部から 指を抜くと自身に手を添えた。 そのまま・・壮五自身に擦り合わせた。 『あっ、ああっ・・ん、は・・ぁ・・っ!』 『・・ふぅ・・っ・・壮五くんも、触って?』 少し躊躇っていたが、 壮五も両手で重なったモノに触れた。 二人分の先走った蜜は量も多く、 ローションなど必要は無かった。 『・・ふぁ・・っ、ぁ、いい・・っ・・!』 『っ・・壮五くん・・結構大胆だよね・・?』 両手で擦るのは任せてはいたが、 少し強めに擦られて少し苦笑していた。 先端を掌で擦ると、 若干壮五の動きが鈍くなったが、 すぐに元に戻っていた。 『・・・十さ・・っ・・、 先の方気持ちいい・・ああっ・・!』 『俺も・・・。 ・・・そろそろ一緒にイこうか・・?』 少し強めに擦られて壮五は手を離しかけたが、 ・・龍之介に求められているのを思い出し 必死に手の動きを速めようとした。 数回動かしたところで、 ほぼ同時に精を吐き出していた・・・。 『・・・身体、辛いところない?』 あのあともう一度シャワーを2人で浴びて、 並んで横になっていた。 龍之介が腕枕をしてくれていたのだが、 心地よくすこしウトウトし始めていた。 『はい。・・その、 なんかいつもより気持ち良くて・・・』 『・・俺もだよ。』 部屋の明かりを少し暗くしたため、 お互いの表情は見づらくなっていた。 でも、胸の鼓動が速くなったから ・・照れてしまっているのは分かる。 うっすら見える壮五の表情は、 まさにそんな感じだった。 『そういえば・・12日って、 ・・もしかしてオフだったりする?』 『あ。はい。 前日の11日と2日間オフだったかと・・』 思い出したかのように龍之介が問いかけると、 あまり考えることなく答えた。 まぁ、無理のない程度に、 前後の日にちで調整していたわけだが。 10月12日は龍之介の誕生日である。 壮五もちゃんと祝いたいと思って、 かなり前から調整をしていた。 『そっか!すごい偶然だね?』 『ふふっ・・はい!』 壮五が何故笑ったか分からなかったが、 龍之介も微笑み返している。 『俺もオフだし・・ 良かったら俺の家に泊まりにおいでよ。』 何となくそんな感じなのかな、 っと気づいていた。 互いが人気アイドルのため、 オフの日が被らなければ一緒に居られない。 龍之介の方も2日間の予定は、 前もって調整をしていたのである。 『是非、お邪魔します・・・』 『来週も一緒にいられるの嬉しいなぁ・・・』 龍之介は優しく壮五の頭を撫でる。 気持ちが良かったのか、 再びウトウトとし始めていた。 しばらくすると小さな寝息が聞こえ始める。 『おやすみ、壮五くん。』 壮五の寝顔をしばらく眺めていた龍之介だが、 程なく深い眠りについたのだった・・・。 終 えー・・・1年越しですね!!!←ww 定期的に少しずつ打ってはいたんですが(笑) ラブホネタは定番ですよね! 誕生日お祝いの小説は、 ・・もしかしたら来年?(微笑) ちなみに現在のTOP絵は、 挿絵っぽい感じで描きました! 2018.10.05 龍崎恵 小説メインページへ